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亀梨ドラマ、久々に好調の理由は……

2011.10.26

亀梨和也の主演ドラマ『妖怪人間べム』が、初回平均視聴率18.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切ったことが報じられています。

ジャニーズタレントのドラマが近年長期低落傾向にあるといわれ、かつ亀梨は「逆視聴率王」などという不名誉な言われ方もしていたので、それなりのサプライズはあったのでしょう。

「個性ある素晴らしい原作、そして、実写化にあたって数々の壁を力強く進んでくれているスタッフ・共演者のみんなと、引き続きチーム一丸となり、みなさんの心に残るドラマを目指して、気持ち、気合を入れて撮影に励みたいと思います。ぜひ、楽しみにしていてください」(まんたんウェブ 10月24日20時36分配信)と、例のごとく腰の低い優等生コメントの亀梨。

もっとも、43年前の伝説のアニメが実写化されたという話題性とともに、「これ以上のはまり役はいない」といわれるベラ役の杏見たさという声もあるので、亀梨の「逆視聴率」ぶりが克服できたかどうかはまだわかりません。

何よりこのドラマで改めて囁かれているのは、ジャニーズタレント主演ドラマの成功の鍵を握っているのは、どうやらヒロインによるところが大きいということです。

それも、ただ話題の人気女優を並べればいいというのではなく、役柄との一致度が重要です。

櫻井翔主演『ヤッターマン』(映画)における深田恭子、大野智主演の『怪物くん』における稲森いずみ、そして今回の杏と、ただでさえ適役といわれている人が、さらに約作りに熱中したとき、その魅力が全面開花するようです。

ナンだ、ジャニーズタレントの一枚看板で数字を取っているわけではないんだ、というなかれ。役作りの結実は共演者との呼吸が大切です。つまり、ヒロインをソノ気にさせる力がなければそうはならない、ということです。

亀梨和也のノセ上手に今後も期待しましょう。

Jマニア124』では、亀梨和也の野球に対する真剣な取り組みを特集しています。

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