10月10日放送の『はなまるマーケット』（TBS系）にNEWS小山慶一郎が出演しました。現在のNEWSと小山の活動が簡単に紹介された後、番組恒例「今朝のおめざ」のコーナーへ。雑誌『POTATO』（学研パブリッシング）でお菓子作りの連載を持つほどのスイーツ男子・小山が紹介したのは、某コンビニのエクレア。ひと口食べると「うっわぁ！　おいしい！　この甘すぎないバランス、わかります??」と一気にテンションが上がります。このエクレアはいつも冷蔵庫にストックしてあるそうで、「帰ったら食べる。寝る前にも食べる」というハマリっぷり。ここに行き着くまでには数々のエクレアを食してきたらしいのですが、「結局一番身近なところにあった」と小山。ところでこのエクレア、一体どこのなんでしょう？　ネット上ではファミリーマートのものではとささやかれていますが、その真相やいかに。
続いて「はなまるアルバム」のコーナーでは、小山が数枚の写真を持参。それにまつわるエピソードを語ります。まず「母は心配性」として出された写真は、小山の母親からのメール画面でした。今年ようやく1人暮らしを始めたという小山ですが、そんな息子を心配してか最近母親からのメールや電話が増えたのだそう。そこには「ご飯、食べた？　何食べたの？　野菜食べなさいよ」などと食生活を心配する文面が。小山はそれに応えて食べたものを写メして送るそうですが、母親と姉は「何でカメラ目線しないの？」、「（手でマイクが隠れて）顔がまったく見えない！」などとダメ出しメールも送ってくるのだとか。これについて小山は「家族だから言ってくれる」と受け止めながらも「やめてほしいです」と言っていました。

2枚目の写真に写っていたのは、寿司屋のカウンターに並んで座るNEWSの面々。ツアー最終日の北海道で、寿司好きの手越祐也が食べたがって行ったのだとか。もはや有名な話ですが、リーダーになる時に、NEWSの食費をすべて持つことになった小山。今となっては小山がオゴる＝「コヤる」という動詞までできるほどぞんざいに扱われているそうです。またコーヒー好きな増田貴久は「コーヒー担当」。コーヒーや紅茶が飲みたい時には、メンバーは増田に頼むのだそう。が、「マッスーのいいところは、メンバー4人の分だけじゃなくて、スタッフ全員分払ってくれる」。小山は「すごいこと」として話したと思われますが、かつてドラマで小山の母親役を演じたこともある岡江久美子が「え？　そんなの当たり前でしょ？」という表情で聞いていたのが印象的でした。

また小説を書いている加藤シゲアキは「書籍担当」。「でも書籍ってあんまり買わないじゃないですか。だから彼が一番ラクをしてる」と小山。また手越は歌がうまいことから「耳周り担当」。4人おそろいのイヤホンは手越が買ってくれたそうで、またツアー中にドライヤーが欲しくなった時も、一応耳周りとのことで手越持ち。「一番出費があるのは手越くんかも」と小山は言っていましたが、いやいやあなたでしょと誰もが思ったに違いありません。

そんな小山は周りから「天然」とよく言われるとのことですが、本人に自覚はなし。が、ここで密かに加藤シゲアキが明かした天然エピソードがフリップで出されました。そこには「コンタクトレンズを付けたのを忘れて、またコンタクトレンズを付けた」「ダブルブッキングをダブルバッティングと言っていた」と続き、最もスタジオを沸かせたのが「車で移動中トイレに行きたくなり、カーナビに“ぼうこう”と打ち込んだ」。これについて小山は「膀胱が限界だっていう意味だと思うんですけど」と恥ずかしそうに弁解。その時加藤は助手席にいたそうですが、これにはきっと爆笑したでしょうね。

また小山のいいところとして「イエスマン的な、すぐ人に流されるところ。メンバーからよくもてあそばれますが、それによってメンバー間の会話が潤ってます」とフリップに書かれており、小山は「……いいところですか？　まったくシックリこないんですけど」と納得いかない様子。「基本的に怒らない」という小山は4人になってからよくイジられるようになったそうですが、司会の薬丸裕英いわく「最近のジャニーズのリーダーってそういう風潮があるかもしれないね」。確かにTOKIO・城島茂に嵐・大野智もそうですから、ある意味小山にも、もともとリーダーの素質があったのかもしれません。

続いて3、4枚目の写真に写っていたのは、赤いジャージを着てトレーニングをする小山の姿でした。現在、11月からの舞台『ハロー，グッドバイ』の稽古中だという小山は、なんと稽古場の隣にジムを作ってしまったのだとか。稽古中はなかなかジムに行けないことから、ダンベルなど、必要なものはすべて小山が調達し、「コヤマジム」と名付けて共演者やスタッフが使えるスペースに改造。が、さすが天然。舞台終了後のジム道具の行き先をまったく考えずに買ってしまったようで「どうしましょう」と困っていました。またジャージは舞台のイメージによって毎回変えているそうで、今回は肉がキーワードとのことで赤をチョイス。タイトルからは肉がキーワードだなんて思えないのですが、一体どんな内容なのでしょう？　こちらも楽しみです。

最後に、「サイズミス」と書かれた小山の自宅ベッドの写真が公開されました。茶色を基調とした落ち着いた雰囲気の寝室……と思いきや、部屋の間取りはなんと1K。ベッドを買い、いざ入れてみると半分以上がベッドで埋まってしまったそうです。1Kにした理由は「“1人暮らし”って考えた時に、大学時代の友達が住んでいた部屋のイメージがあったので、そこから始めてみたいなと思いまして」と小山。白いフローリングで部屋が広く見えたことがこの物件の決め手で、しかも天井が高くないからと背の低いベッドを選んだにも関わらず、サイズが大きすぎるせいで甥っ子からも「せまーい！」とベッドで飛び跳ねられる始末。その後も、ベッドとテレビの距離が近すぎて「ぐっと引いて見てる」、「風邪とか引くと寂しい」など、小山の庶民的発言は続きました。

アイドルらしからぬ地に足の着いた生活や、親孝行な面が垣間見られた今回の放送。一方でメンバーの食費を担ったり稽古場にジムを作ったりと、人のためにはドーンとお金を使ってしまう、お人よしな性格も現れていましたね。視聴者がそんな小山に好感を抱くことは確かでしょうが、庶民派すぎてアイドルオーラを失わないか心配です。