はい、モッコリチェックしま～す

SMAP中居正広とリリー・フランキーがMCを務める『Sound Room』（TBS系）、3月24日深夜放送回にA.B.C-Zが出演しました。

「おはようございます！　よろしくお願いします！」と元気いっぱいにスタジオに入ってきたメンバーたち。が、先日同番組に出演したKis-My-Ft2・舞祭組とテンションがかぶったせいか、「なにこのブサイクなニオイは……」と中居。面と向かって話すのはこの収録が初めてだそうで、中居は「オレ、君たちのことまったく知らないから」といつも通りのドSっぷりで後輩を歓迎します。河合郁人が「ジャニーズの中で今一番フレッシュな5人ですよ？」と自己紹介をしても、「えっ、その割にはぼやけてない？」と辛辣な中居。確かに残念ながら、A.B.C-Zの面構えにフレッシュさは皆無です……。

ようやく中居から「お座りください」と着席を促されたA.B.C-Z。全員がソファに腰掛けようとしたところで、空気を読まない塚田僚一がなぜか「でもジャニーズはほかにもタレントさんがいっぱいいますからね」と言い出したことで再び直立を余儀なくされます。中居はタイミングの悪さに苦笑しながら、「どうしたどうしたどうしたどうした？　（ジャニーズには）先輩も後輩もいっぱいいるけど、なにが言いたいの？」と塚田のコメントを拾ってやりますが、塚田には中居の声が届いていないのか「まぁでも同年代で言うと、キスマイだったり、Sexy Zoneだったりなんです」とマイペースに自己紹介。迷走する塚田のトークにさすがの中居も「なになに？　君どうしたのどうしたの？」と困惑。着地点が見えなくなった中居は、口元を指し「ここらへんが柳沢慎吾に似てるね！」と顔をイジり始めます。河合がジャニー喜多川社長から「YOU、顔の下半身がブサイクだね」と言われたことは本人がよく語っていますが、塚田の顔の下半身が柳沢慎吾だったとは。後輩の顔面イジりは中居の得意分野ですね。

その後も毒舌エンジン全開の中居。グループ最年少・20歳の橋本良亮に対し「ハタチ!?　34の顔してるよ？」とツッコみ、五関晃一が28歳だと知ると思わず笑い出して「28歳……どうすんの将来」とキツいひと言。橋本は「それは（34とは）言われたことないです！　せめて27歳って言われますね」と軽く反論していましたが、一方の五関は一気に真顔に。その後「A.B.C-Zで頑張っていきます！」と返答するも、五関のツッコミへの耐性の弱さが露呈した瞬間でした。

続いて河合が26歳、戸塚祥太が27歳と答えた後、ワンテンポ遅れて塚田が「28です！」と答えると、話の通じない塚田を妖怪とでも思っているのか、「人間の年齢だよ？」と中居。すると塚田、「27歳です、間違えました」とまさかの訂正。中居はおもしろくなってきたのか、緊張のあまり目すら合わせられない塚田に、今度は「モモすげー太いよね」と体つきをイジり出します。塚田は立ち上がって「アクロバットをして勝手に（筋肉が）付いちゃいました」と説明するも、中居は「すっごいモッコリしてるな」とお次は股間に注目。メンバーが腹を抱えて笑う中、当の塚田は混乱しながら衣装の白パンツを下に引き下げてモッコリを解消しようと必死。

ところが中居はさらに「ソコも太いの？」と下ネタ投下。塚田は先輩の振りに対し、立ったまま「ソコの話はちょっと……ごめんなさい」とNG。が、メンバーから「NGじゃないと思うよ？」（橋本）、「普段ノリノリでくるのになんで今日こないの？」（河合）と追い込まれると、塚田が小首をかしげながら「ソコの話しちゃいますか？　今日」と甘えた声を出したため、中居は思わず「なにお前！」と笑います。着席した後も指摘された股間がよほど気になるのか隠すように足の間で手を組む塚田。中居はそんな彼をえらく気に入ったようで「もうモッコリとしか思えない」「ジャニーズの中でモッコリって今までいないからね！」とおもしろがり、「どうもー！　あそこモッコリ塚田でーす！」とキャッチフレーズまで考える始末。

ここでリリーまでもが「でもあんまりモッコリでキャラが定着しても、付き合った女性が実際に見て『たいしたモッコリじゃないじゃん』みたいな（笑）。看板に偽りあり、みたいな」と余計な心配をして塚田を苦笑させることに。この場のノリに河合あたりが「いや、塚田のあそこは本当にモッコリですよ！」と言い出すのを期待しましたが、さすがにそれはありませんでした。

音楽番組ごとにパフォーマンスを変えるなど、アクロバットにはこだわりがあるA.B.C-Z。しかし実際にアクロバットを見た中居からは「まったく強くない仮面ライダーみたい」と不評で、塚田が連続バック転をしてみせても「（足音が）うるさいよ！　ドンドンドンドン！　下の階に迷惑だよ！」と一蹴。これにメンバーが反論しようとしたところで、いきなり中居がキューを出しして音楽まで鳴り出したので、メンバーはごちゃごちゃ言いながらも慌てて再びアクロバット。この後も中居による無茶振りは続き、A.B.C-Zは完全にもてあそばれたのでした。

番組終盤になって「オレはどんどん染みてきてる（笑）」とようやくA.B.C-Zの魅力に気付きはじめたリリー。「やり続けないとなかなか出てこないね、このダシは！」と中居がコメントしたように、空回りしながらも一歩一歩着実に、階段を登り続けてほしいですね。