アイドルのみならず、小説家、そして俳優としての活動も光るNEWS加藤シゲアキ。しかしながら自身のラジオ番組『SORASHIGE BOOK』(FMヨコハマ)では歯に衣着せぬ物言いをし、炎上沙汰になることも少なくない。
昨年6月9日放送の同ラジオ番組では、母娘でライブを見に来たファンが別のファンから「おばさんが来るところじゃない」と言われたことを取り上げ、「『おばさんが来るところじゃないのに』っていうファンが、おめぇが来んなよっていう話ですよ」と激怒。「自分だけ自分だけな人だったら来なくていい。みんなで楽しもうっていうのがライブ」と、マナー厳守を訴えた。また今年1月26日放送回では、『ジャニーズカウントダウンコンサート2013-2014』でジェシー(ジャニーズJr.)が先輩である加藤の横で座っていたことを暴露し「お前、よく先輩の楽屋でイスに座れんな! オレだったら無理」と指摘。さらに加藤の出身校・青山学院に通っているという川島如恵留と思われるJr.から「加藤くんに“親近感”があるんです」と言われたことに疑問を持ったことを吐露するなど、ルールを守らないファンや上下関係を軽んじるJr.たちの言動に苦言を呈してきた。
そんな加藤が今度は「観劇」のルールに言及。公演中の舞台『中の人』で主演を務めている加藤は、5月4日放送の同番組で「ちょっと、“う~ん”っていう感じのメッセージですね」と言いながらファンからのお便りを読み上げた。それは「舞台当たりました。3日間とも双眼鏡を持って見ていますので、見つけてください」というもの。これを読み上げた加藤は「僕にそうやって興味を持って会場に来てくださるのは、本当にうれしいんですけど」と前置きした上で、「やっぱり理想を言うと、双眼鏡を持たずに見てほしいですね」。加藤は舞台について「その場で起きてる状態とか現象を見るもの」「ライブとは別ですからね。物語とか空気感とかを感じてほしい」と語り、「キャスト・スタッフみんなで一丸となって作った作品ですので、舞台自体を楽しんでいただけると本当にうれしい」と言葉を選びながらも、ファンに一歩踏み込んだ希望を伝えた。
舞台鑑賞時の双眼鏡利用については以前からファンの間でも賛否両論あるが、今年1月にはKis-My-Ft2北山宏光主演ミュージカル『愛の唄を歌おう』に出演していたピン芸人・エハラマサヒロが、「至近距離からずっと双眼鏡覗いてる人とかはお話を見る気が最初から無いんだろうね。みんなが作り上げてきた作品を見に来たんじゃなくて、ただ目当ての人を見に来てる。正直そんな人が多いと悲しくなりますな…」とツイートして物議を醸した。チームワークで舞台を作り上げようとしている役者にとって、双眼鏡は意欲を削ぐアイテムでしかないようだ。
加藤は一連の発言の中で「いいんですけどね。お金払って来てくださってるので、好きな楽しみ方していただいていいんですけど」「これ全然苦言じゃないですよ。来てくださるだけでうれしい」とフォローしたが、本音はやはり“双眼鏡で自分ひとりに視野を狭めず、舞台全体の空気感を楽しんでほしい”というところにあるだろう。憧れの人をより近くで感じたいファンにとっては厳しい注文ではあるが、最後に「キャストを代表して言わせていただきました」と強調した座長・加藤の思いをどのように受け止めるのか。ファンとしての在り方が問われているのかもしれない。
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匿名 より 2014年5月11日 7:38 AM
加藤くんが言ってることは人として正しいと思うことばかり。
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