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『ジャニーズJr.NO.1決定戦』で、天然・平野紫耀がA.B.C-Z河合郁人にしれっと失言

2014.5.21

『ジャニーズJr.NO.1決定戦』で、天然・平野紫耀がA.B.C-Z河合郁人にしれっと失言

平野はポンコツすぎて、「天然」という概念すら知らないはず

ジャニーズJr.の頂点を決定する『ファイト! YOUたち~ジャニーズJr.NO.1決定戦~』(TBS系)が5月17日に放送されました。この日集ったのは、9歳から21歳までのジャニーズJr.100名。戦いはオーディション形式で、ジャニーズに必要とされる「表現力」「体力」「トーク力」「歌唱力」を、A.B.C-Zとそれぞれの専門家が審査。優勝者はなんとA.B.C-Zをバックにソロライブが行えるとあって、デビュー前のJr.たちにとっては夢のような話です。

最初の審査は「表現力」。審査をするのはダンスに定評のある五関晃一と、Jr.のダンス指導をしているアーティスト、ジョジョ。課題はこの日のために五関が振付けしたSMAPの楽曲「ダイナマイト」でしたが、五関の手本を見たJr.たちはその難易度の高さに閉口。さらに河合郁人が「(練習)時間は、ジャニーズなので30分で」とサラッと口にしたことから「えー!」と思わず声を上げるJr.たち。しかし河合の「できるだろそれぐらい!」との厳しいひと言で、一気に気合いが入ります。

ダンス審査を通過したのは、松倉海斗、高橋颯、高橋海人、平野紫耀、中村嶺亜、岡本カウアン、アンダーソン、本高克樹、ヴァサイエガ渉、林蓮音、永瀬廉、松田元太ら計21名。その感想はそれぞれで「最初に呼ばれたのは本当にうれしかったです。全力で頑張りますので、『来いよ。来いよ来いよ』って感じです!」と余裕の松倉の一方で、永瀬は「ホンマに自信なくて、いきなりダンスか! って思って。ギリギリの戦いでした」とホッとした表情。また本高は「ホントにヘタクソで、振付け師さんに怒られて……。選んでくれてホントうれしくて……」と感極まって男泣き。その後の「体力」審査では、30メートルを全力疾走。1度目のタイムを更新した上位10名(高橋海人、松田、田島将吾、松倉、岡本、川崎皇輝、本高、アンダーソン、永瀬、平野)が次のステージへ進むことになりました。

審査中には「自分の限界を超えられるか、そこがテーマ!」「どんな場所でもどんな所に立っていてもどんな状態でもベストを尽くす」(塚田僚一)、「ジャニーズは踊るだけじゃダメです! いろんな番組に出て、トークして、そこで面白くないと生き残っていけないですからね」(河合郁人)など、塚田と河合がデビュー組ならではのリアルな発言でJr.を鼓舞。しかしながら2人はJr.が主役のこの番組でも自分たちを抑えきれないようで、五関がヴァサイエガのダンスを「わかんないと周りを見がちなんだけど、彼はずっと前を見て笑顔でやってた」と評価すると、河合が「いますもんね、周り見て踊る人。少年隊の植草(克秀)さんとか」と失言し、メンバーから「やめなさい」「絶対ダメだぞ!」と猛ツッコミを受ける場面も。また体力審査では、30メートル走の見本を見せるはずの塚田がバック転で疾走。「これができなかったらみんな不合格です!」と言ってJr.を唖然とさせ、「お前以外できねぇよ!」と河合からツッコまれていました。

また「トーク力」のステージで2人は、後輩にネタとして扱われます。最初のお題は、戸塚祥太と塚田がにらみ合う写真を見て、ケンカの原因を考えるというもの。ところがJr.たちは「塚田くんが戸塚くんのお母さんに色目を使ったから」(永瀬)、「塚田くんのワキが臭かったから」(松倉)などと塚田をイジる珍回答を連発。また「戸塚が見てしまったのは一体どんな現場?」というお題に、今度は松田が「実は河合くんは、本当に馬だった」と馬顔の河合をネタにし、さらに永瀬も「でも河合くんって、マスクしたら目元だけ松本潤くんに似てますよね」とフォローにならないフォロー。河合は「そうなんですよ。ここ(口元)隠すとオレまぁまぁイケメンなんですよ」と満足げでしたが、ここで天然の平野が「絶対うそですよ」と思わず本音をポロリ。塚田と河合というイジりやすい先輩のおかげで、Jr.たちはだいぶリラックスできたのかもしれません。

こうして最後の審査「歌唱力」に進んだのは、永瀬、川崎、岡本、平野、高橋の5人。審査員に橋本良亮と作曲家の服部克久を迎え、服部の父・服部良一作曲の昭和の名曲をひとりずつ歌い上げます。結果、「勢いがあったね。歌詞と振付けと全体がうまくミックスしていた」(服部)、「自分自身を出してた」(橋本)との好評価を得て優勝したのは永瀬でした。公演中の『ジャニーズ銀座2014』のステージで、多くのお客さんを前にこの発表を受けた永瀬は“信じられない”といった表情でしばらく硬直。ようやく「いやいやいやいやー! 本当っすか!?」とうれしそうな顔をし、廉コールのなか純白の衣装を身にまとって再登場。A.B.C-Zをバックに『ムラサキ』など5曲を熱唱し、「これからもデビューできるように精いっぱい頑張っていきますので応援よろしくお願いします!」と客席に呼びかけました。

今回ひとつの勝利を手にした永瀬ですが、むろん将来が約束されたわけではありません。冒頭、高橋海人はJr.歴10カ月にして「(Jr.たちは)仲間でありライバル。最終的には自分が上に行こうという気持ちが強くないと勝てないと思う」と言い切り、Jr.歴4年の中村嶺亜は「僕たちまだデビューというスタートラインに立ってないので。でもデビューするのが夢じゃなくて、その後に輝いていくことが夢なので」と力強く語っていました。ジャニーズ内でデビューを勝ち取り、さらに広い芸能界という場所で活躍できる者はごくひと握り。そう知りながらもひたむきに夢を追う彼らから、今後も目が離せません。

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