Hey!Say!JUMP中島裕翔主演で映画化されることになった、NEWS加藤シゲアキの処女作『ピンクとグレー』(KADOKAWA)。今までにない形での“ジャニーズ共作”に両者のファンからも喜びの声が上がっていますが、加藤がガレッジセール・ゴリとともにMCを務めるラジオ番組『wktkラヂオ学園』(NHKラジオ第1放送、1月17日放送)では、今回の映画化に関する裏話が飛び出しました。
番組冒頭、リスナーから「映画化おめでとう」といった祝福のお便りが数多く寄せられたことが紹介され、「映画化になったのは僕の力じゃないですからね」と謙遜した加藤。著作が映画化されることについて感想を聞かれると、「自分から生み出した子どもが大人になって成人……女性として大人になって、嫁にいった感じ」と小説家ならではの独特なコメントを残します。
そして、映画化決定に至るまでの経緯について話が及ぶと、
「(小説を)書いた時から『映画化どうやってやるか』みたいなことは、ずっとあったんですよ。いっぱい頓挫してようやく情報解禁になったけど、僕のとこにはず~っとそんな話があったから。やっと情報解禁されて、クランクインして、はぁ~、もうなんか『5年越しくらいにかなったな』みたいな。『肩の荷が下りたな~』って感じです」
と、原作者ならではの率直な気持ちを吐露。その後も『ピンクとグレー』を書いていた当時の自分に労いの言葉をかけたいと話した上で、
「あのときガムシャラに捨て身で書いてたから。で、なんか反発……“ジャニーズらしからぬものを書いてやろう”と思ってたら、なんなら“ジャニーズの代表作”みたいな感じになっちゃって。それをね、ジャニーズの後輩が主演するわけですから。想像もしてなかったですよね。結構世界はオレに優しいなって思いました」
と、少々ひねくれた一面をのぞかせながらも “シゲ節”炸裂させました。また、映画版の監督を務める行定勲氏とは不思議な出会いを果たしたそうで、
「1年ぐらい前に(関ジャニ∞の)丸山(隆平)くんから電話かかってきて『行定さんとご飯行くんだけど、行定さんが加藤くんと会いたいって言ってるから、飯来ない?』って言われて。なんで行定さんがオレのことをそんな認知してるんだろうと思って、話したこともないし。(中略)行ったら、その『ピンクとグレー』の話を……(行定さんは)知ってると思ったんですけど、僕、事務所から言われてなかったんです。監督から直で言われて。でも監督がその『映画化したい』っていうか、もう『決まったんだ』って」
と、原作者も映画化決定の事実を明確に知らされていない中で、まさかの“事後報告”を受けたことを明かしました。
「これね、ほんと面白いんですよ。僕、これね、怒ってないですよ。怒ってないんですけど、主演もね、なんとなくぼんやりは何人か聞いてたんですけど、後輩の中島裕翔からメールが来て『加藤さんの原作主演ありがとうございます』って言われて(笑)。事後報告で!」
と、原作者にはキャスティングに関しても権限がないことをボヤきます。後日、中島からメールが来て「台本かわいいですね」と言われたものの、加藤自身はその時点で台本も届いていなかったんだとか。
加藤と中島といえば「Wink up」2015年2月号(ワニブックス)の「伝言板」コーナーで、中島が加藤に「いろいろお話ししたいことがあるので、ごはん連れていってください」とのメッセージを送っていましたが、映画化決定が発表されると、ファンは「ピングレのことだったんだね」「謎がとけた」とTwitterやブログに書き込んでいました。カメラ好きという共通点もあって雑誌で対談したこともある2人ですが、なにかの縁があるのかもしれませんね。
そしてラジオの最後には、
「それで、行定さんとご縁あってそういう形(映画化)になったんで。行定さんも(映画化決定の)話あってすぐオレと会いたいということは、その作品に対して熱があるので。『あ~もうこの人だったらいっかな~預けて』と思うような方でした。決まってたけどね、すでに(笑)」
、笑い話でまとめていたのでした。今回はあくまで原作者として傍観する立場になりますが、「自分が書いた小説を自分で監督する」ことについては「いつかそんな機会があればねぇ、おもしろいですけど」と、野心をのぞかせていた加藤。『閃光スクランブル』『Burn.-バーン-』(いずれもKADOKAWA)の映像化の際はどうなるのか気になるところですが、まずは2016年公開予定の『ピンクとグレー』を楽しみにしましょう。
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水玉 より 2015年1月27日 5:54 AM
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