「30歳を目前にしてこれからの人生の歩み方を考えた上で、メンバーには本当に申し訳ありませんが、自分の道を選択させていただきました」と、来春でKAT-TUNからの脱退・ジャニーズ事務所退社を発表したKAT-TUNの田口淳之介。12月16日放送の『ザ少年倶楽部プレミアム』（NHK BSプレミアム）では、田口の30歳の誕生日サプライズの様子が放送された。

　11月29日が誕生日だった田口。上田竜也がスタジオに誕生日ケーキを運び、中丸雄一や亀梨和也が口々に「ここ何日か、お祝いした甲斐があったね～」「ここ何日間か、いろいろあったからね」「僕らはやりきりましたよ」と苦労をアピールするのだが、田口は怪訝な顔で思いを巡らせている様子。中丸に、「ちなみに、どのお祝いが一番良かったですか？」と聞かれても、「どういうこと？」とまったく状況がつかめていないようだった。

　そのままVTRが流れ、実は収録の2週間前からメンバーがサプライズで誕生日を祝っていたことが明らかに。

　まず1人目の中丸は、田口が雑誌のニセ取材を受けている現場に潜入。吹き抜けのあるビルの1階で真面目にインタビューに答える田口を見ながら、2階から「おめでとう」と書いたパネルを見せつけたり、紙テープを投げたりとやりたい放題の中丸。が、田口は背中を向けているためにまったく気付かず、最後にはクラッカーを鳴らすという暴挙にまで出た。田口はビックリしたものの、それが中丸の仕業とは知らないまま、この日は終了。

　2人目は亀梨。番組の打ち合わせで他のメンバーが真面目にスタッフの話を聞いている中で一人席を立った亀梨は、マジックを披露したり、田口の誕生日をケーキやシャンパンで祝ったものの、すべて田口の背後で行っていたために、まったく気付かれず。

　ここまで中丸＆亀梨はいずれも田口の死角にいたために気付かれなかったが、最後の上田は「正攻法」でお祝いすることに。まずは田口の乗った車が駐車するスペースに、「HAPPY BIRTHDAY」の文字を張り付けることに。田口のマネジャー情報では、「バックモニターにバッチリ映っていた」そうだが、田口はスルー。また、着ぐるみを被った上田と対面するものの、田口は隣にいた子役に夢中で、上田の「おめでとうございまーす」の声にも気づかず……。さらには上田が田口のために譲った高級弁当や、「田口と親交のある有名人」が差し入れしてくれたタイ焼きにもその場では手を付けないというように、すべてのサプライズに気付かず、VTR明けには他のメンバーから責められる田口。