KAT-TUNの中丸雄一と田口淳之介がパーソナリティーを務めるラジオ番組『KAT-TUNのがつーん』（文化放送）。2月22日深夜放送回では、普段あまり接点のない中丸とNEWSの加藤シゲアキの過去が明かされた。

　リスナーから「『私、何歳に見える？』という質問が、ありかなしか教えてください」という質問が寄せられると、田口が「『私いくつに見えるー？』って聞かれたら、『口裂け女なんじゃないですか』って言った方が良いよね」と、都市伝説になぞらえて答える。すると中丸は「どういうことですか？　（口裂け女の質問は）『私きれい？』でしょ」とピシャリ。

　田口のボケから、お化けの話になると、中丸が高校生のころにハワイに行った際、NEWSの加藤シゲアキのことを泣かせたという話に。「なんか怖い話をして呪文を覚えなきゃいけないみたいな（流れに）。それが『そうぶんぜ』って言うんだよね」（田口）、「『なんかあったらそれを言ってね、絶対それを言わなきゃ死ぬよ』って騙したんだ」（中丸）というように、怪談に乗じて加藤を怖がらせたのだとか。そのあと、中丸が「呪文を逆から読むと『ぜんぶうそ』だよ」とネタ晴らしをしたところ、加藤はショックのあまり泣いてしまったのだとか。さらに、加藤を泣かせたことで中丸はジャニー喜多川社長に「なにしてんだよ！」と怒られたのだという。

　加藤と中丸といえば、2014年10月5日に放送された『シューイチ』（日本テレビ系）でトークした際も、「中丸くんはなんでも軽々とこなすんですけど。やる気があるんだか、ないんだかわからない」（加藤）、「（加藤は）ちょっと調子にのってます。なんか青学（青山学院大卒）で頭良くて、なんかその空気出してるのが嫌です」と、丁々発止のやりとりを繰り広げていた。こういったやりとりをできるのも、同じ時代をジャニーズJr.として過ごしたからだろう。

　それにしても、「そうぶんぜ」で泣いていた加藤が、大人になって“アイドル兼作家”という新境地を切り拓き、いまやその原作が映画化されてヒットするのだから、世の中わからないものである。そして、それを一番実感しているのは、中丸かもしれない。