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【アンケート結果】2016年1月期で一番面白かったジャニーズ出演ドラマは?

2016.4.10

■第4位『フラジャイル』(TOKIO長瀬智也主演)

 4位は、TOKIO長瀬智也が、解剖などで病気の原因過程を診断する病理医を演じた『フラジャイル』。長瀬演じる岸京一郎は「強烈な変人だがきわめて優秀」と評される病理医で、「僕の言葉は絶対だ!」と断言する彼の偏屈さやこわだりが多くの患者を救います。スタンダートな医療ドラマですが、「難しい専門用語などはあまり出てこずに、楽しく見ることができました」「病理医という職業も新鮮で、最後はスカッとできたり、また、考えられさせる問題もあった」「最終回でガッカリなんてことはなく、安定して毎週爽快でした」と、安心して見られることが視聴者には心地よかったよう。

 これまで、地元のトラブルに奔走するフリーターやヤクザと落語家の弟子の二足のわらじを履く男、恋愛体質でうぬぼれが強い刑事など豪快でコメディタッチのキャラクターを演じることが多かった長瀬ですが、今作で演じたのはクールな病理医。その大きなチャレンジがヒットのカギを握っていましたが、「新たな長瀬智也が見られた」「原作キャラとはカラーが違うけど、彼なりのキャラクターがしっかり出来ていたから、充分楽しめた」「長瀬くんのシリアスな表情が、病理医の役にぴったり合っていた」と概ね好評。「『僕の言葉は絶対だ』、もう最高。言われてみたい」という声もあり、役者としての幅が広がった作品と言えそうです。

■第3位『家族ノカタチ』(SMAP香取慎吾主演)

 第3位は、香取慎吾が一人の生活が快適すぎて“結婚できない男”を演じた『家族ノカタチ』。今作は単なる恋愛ストーリーではなく、香取演じる永里大介の家族を通して、家族の在り方を見つめ直したヒューマンドラマとしても丁寧に描かれていました。視聴者もその点を評価したようで、コメント欄には「見ていてキライになる登場人物がいなかった。久々にハートウォーミングなホームドラマで、今期はこれだけ毎回見たほど!」「毎回誰かが誰かを思っていて、 心が温かくなりました」「広い世代のそれぞれの立場の人の気持ちが凝縮されていて、おもしろかった」「恋愛に走りすぎない淡々とした展開が良かったです」といった意見が並びました。

 香取は、アニメ作品のキャラクターなど明るく元気な役を演じることが多かったものの、今回は等身大の男性を演じ、「普通の男を演じた慎吾くんが新鮮だった!」という声も。「不器用な大人の恋愛が見てて心地よかった」「リアルな結婚観が自分と重なり感動しました」と視聴者に疑似体験をさせ、「派手な展開は無かったけど良いドラマ」という評価を得た香取。今作で役者として大きな転換期を迎えたのかもしれません。

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