その後、手越と千賀が一緒に帰っていた思い出話に移ると、宮田が「オレも帰ってた！」と割って入るが、手越は「あれ、いたか？」と完全に覚えていないよう。たまらず千賀が「宮田、全部忘れられてんじゃん！」と爆笑すると、宮田は「渋谷から一緒に電車乗って帰ってた！　なんでみんな、オレの記憶がなくなるの？」と悲痛な叫びを上げていた。

　衝撃的なエピソードはさらに続く。仕事終わりに一緒に帰っていた手越と千賀だが、あるとき、千賀が女性の痴漢に遭遇したことも。「オレがおしりを触られて……でもなにも言えなくて “ヤバイ。オレ、痴漢されてる”って手越くんに助けを求めたら、急に手越くんが次の駅でソイツ（犯人）を引っ張って一緒に降りていった」と、手越のかっこよすぎる武勇伝が明かされる。しかし手越は、このエピソードさえも「そうだっけ!?」とすっかり忘れている様子。

　一方で千賀は「（女性と）一緒に降りて、（手越が）すごく叱っているんですけど、その叱っている姿をオレは進む電車の中で見ていた」と、手越を置き去りにしたことを暴露。その驚きの行動に「え、見送ったの？　それは降りろよ！」と宮田と小山から鋭いツッコミが飛び交い、「じゃなに？　そこには手越と痴漢した女性が2人で残ったってこと？」と小山は困惑。当の手越が「もう他から見たらカップルじゃん！　えらいこっちゃ！」と無邪気なコメントをすると、大きな笑いが起こった。ただ、そんな正義感の強い手越のことを、千賀は「オレにとって兄貴的な存在」と、リスペクトしているようだった。

　最後に千賀が「なんかオレ、先輩が乱入してくるってパターン初めてだった。先輩方がわざわざ僕たちのラジオに出てくださってうれしい。だって遊びに来るか来ないかって、個人の判断じゃないですか。それなのにキスマイだからって来て下さって、こういう楽しいトークが一緒にできたことがうれしい」と喜びを噛み締めた。宮田も「本当にいい先輩方に恵まれた」と締めており、これまで共演経験の少ない両グループの絆が深まったことを感じさせる放送となった。