ネットでは、第1シリーズからの天樹の“キャラ変”に意見が集中。「天樹って、あんな冷たいキャラだっけ?」「東山さんがおちゃらけてないし、シリアスばっかになっちゃったねぇ……」といった具合で、妻子を殺されたつらい過去を背負いながらも飄々とした雰囲気だった第1シリーズの天樹を懐かしむ声が多く見られた。また、第1シリーズよりすっかり落ち着いた雰囲気になった12係の関係者を「『刑事7人』というより『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)の番外編みたい」と表現する人も。
このキャラ変に関しては東山本人の意向もあるようで、「40代最後の作品になるので、より大人の人間ドラマにしたいという思いが強かったんです。スタッフの方と疑問がなくなるまで話をして、僕の思いを汲んでもらいました。嫌われるんじゃないかなぁと思うくらい(笑)、しつこく意見を出して」と語っている。また、天樹は24時間休みなく覆面パトカーで管轄を回っているという設定だが、東山自身も仕事への向き合い方は「撮影の合間でもオフになっている感じはしないですね。基本的に外にいるときは常にオン。僕らはどこに行っても見られている仕事ですから」とのことで、第1シリーズよりも東山本人に近い天樹へと方向転換していっている可能性がありそうだ。
東山が「(12係周辺は)それぞれがお一人でも主演するような方々が結集したときに、どれだけの力が出るのか見せていかなきゃいけないですね。(中略)前回以上に熱い化学反応を求めたいです」(いずれも「週刊TVガイド」7月22日号 東京ニュース通信社)と語っている通り、メインキャストは演技派ぞろい。それだけに第1シリーズのような小気味よいやり取りが少なくなってしまったのも残念だ。第1シリーズは平均視聴率が10%を割る低空飛行ぶりだったため、天樹のキャラ変やコミカルな要素をおさえた大胆な路線変更でどう視聴率が変わっていくのか見守りたい。
名無しだJ より 2016年7月19日 5:32 PM
ドラマは確かに東山さんが求めたようにシリアス&ハードになって、面白かったです。
後は、前から好きだったちょっとお茶目で人にやさしい面をもつ天樹悠のキャラクターとお義父さんの北大路さんとのシーンを再び復活させて少し取り入れてくれたらファンは満足なんですけどね。
- -