一方、アルバム『SMAP 016／MIJ』（2003年発売）の収録曲「SUMMER GATE」を作詞作曲した井出コウジ氏は、21日に自身のTwitterで「SMAPさんとファンの方々が25周年を祝うベストにファンの方々に選んでいただけて光栄。次のサマゲが開く時に向けて、またSMAPさんに歌っていただける曲を目指しがんばります」とツイート。SMAPは夏のコンサート開催が恒例化しており、ファンはコンサートが始まることを「サマゲが開く」と、呼んでいる。井出氏はこの“合言葉”を認識していたのだろう。

　次の投稿でも、『SMAP 016／MIJ』に収録されている中居正広のソロ曲「トイレットペッパーマン」に関し、「そして、またいつか、中居さんと『トイレットペッパーマン2』を作って、あの楽し過ぎた5人Verみたいに歌ってもらえるよう、がんばらなきゃ。いや、がんばりましょう」と、SMAPファンを励ますように前向きな言葉をつづった。これはおそらく、2004年3月に放送された『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）で、5人が大暴れしながら歌った時の話だとみられるが、ファンからは「ぜひ『トイレットペーパーマン2』作ってください！」「井出さんの言葉に励まされました。『SUMMER GATE』も『トイレットペッパーマン』も大好きです」「『次のサマゲが開く時』という嬉しい言葉、本当にありがとうございます」と、感謝のメッセージが殺到している。

　サウンドプロデューサーの市川喜康氏はTwitterにSMAPファンへのコメントをアップ。「本日発売の『SMAP 25 YEARS』に、作詞作曲を担当した『オレンジ』『Triangle』『夏日憂歌』が収録されています。ご投票ありがとうございました！」と投票のお礼を述べつつ、「一緒に作り上げた10曲は、まぎれもなく、僕に“舞い降りた奇蹟”です」と、「Triangle」の歌詞を引用しながらSMAPに思いを馳せた。このほかにも、ベストアルバム収録曲「Dawn」の作詞・作曲やコーラスを担当した森元康介氏や、「ありがとう」「どうか届きますように」（作詞・作曲）を提供したシンガーソングライター・MORISHINS’らも、自身のTwitterでアルバムをPRしている。

　初回出荷枚数が80万を超えたことから、ミリオンヒットが確実視されている『SMAP 25 YEARS』。数々の名曲たちが多くの人の元に届くことを願いたい。