複雑な家庭に悩む青年から病弱な跡取りまで! 手越祐也の俳優業を振り返る

2017.1.30

手越祐也

今思うと、病弱の役をよく演じてた!

【出演ドラマ&映画徹底分析!!】

 今や“ジャニーズアイドルが出演しないクールはない”といっても過言ではない。あまりにも多すぎて、実際どんな役柄だったか分からなくなっているあなたのために、ジャニーズアイドルごとに徹底分析してみました。

※この記事は「Jマニア」116号から転載した、アーカイブ記事です

今回のターゲット 手越祐也

1)辻口徹役『氷点』

<ドラマ内容>
 美しい妻・夏枝(飯島直子)と、息子・徹(手越)、娘・ルリ子(永井穂花)に囲まれ幸せな生活を送っていた辻口啓造(仲村トオル)。北海道旭川の病院も順調で、病院長として地域の住民からも信頼を得ていた。しかしそんな生活は3年しか続かなかった。啓造の留守中、夏枝が勤務医の村井(北村一輝)と甘いひと時を過ごしているその時に、ルリ子が殺害されてしまったのだ。その後、夏枝はルリ子のかわりに女の子を引き取って育てると言い出した。乳児院に向かった啓造は、そこでルリ子を殺した犯人・佐石(吹越満)の娘に遭遇。夏枝が村井と不倫関係にあると思った啓造は、その子を引き取り夏枝に復讐しようと考えたのだった。引き取った娘に陽子と付けて溺愛する夏枝。明るく優しい少女に育っていったが、陽子が9歳のある日、夏枝は陽子が“犯人の子”だということを知ってしまう……。

<役どころ>
 辻口啓造の息子。幼いころから実の兄妹だと思い陽子(石原さとみ)を可愛がった徹だが、いつしかその思いは男女の恋愛感情に……。

<コメント>
 06年11月に2夜連続スペシャルドラマとしてテレビ朝日系で放送されたこのドラマ。原作は三浦綾子のベストセラー小説で、何度もドラマ化・映画化されている作品。9代目ヒロインとして石原さとみが選ばれた。陽子の兄でひそかに恋心を抱く徹役に抜擢された手越。微妙に揺れ動く心をうまく表現し、演技派女優たちに混ざりひけをとってなかった。

<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>
性格  ★★★
似合度 ★★★

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