NEWS加藤シゲアキ出演のドラマ『嫌われる勇気』(フジテレビ系)の第2話が、1月19日に放送された。初回視聴率は8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と厳しい数字であったが、第2話はさらに1.7ポイント落とし、6.4%という結果に。視聴率の面では今後も苦戦を強いられそうだが、ジャニーズファンの間では、加藤演じる青山年雄のキャラクターが“大ウケ”している。
心理学者のアルフレッド・アドラーの理論を解説した『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎・古賀史健、ダイヤモンド社)を大胆にアレンジし、刑事ドラマとして再構築された『嫌われる勇気』。作中では、香里奈演じる“一匹狼のエース刑事”庵堂蘭子が、アドラーの教えを地でいく人物として描かれている。難しい印象のある心理学だが、庵堂という人物を通すことで、視聴者にも受け入れやすくなるよう工夫されている。そして加藤は、そんな庵堂に振り回されながらも、彼女とともに行動するうちにアドラー心理学を学んでいく、新人刑事・青山を演じている。
第2話は、文具メーカーの執行役員・市川が深夜に会社の窓から転落死した事件の真相を、庵堂と青山が解き明かしていくというストーリー。現場の状況や第一発見者の証言から市川は自殺と判断されるのだが、庵堂はその説を否定。市川の靴が残されていた部屋のデスクが不自然に動かされた形跡があり、警備員が巡回してきた際、そこに市川以外の人物が隠れていたと言うのだ。「自殺に見せかけた殺人である」と推理した庵堂は、「犯人は社内にいます」とまで断言する。
社員たちに聞き込みを行った庵堂と青山は、今回の事件が起こる1年前に、市川と同じ部に所属する若い女性が、市川が転落した部屋、通称「呪われた部屋」で自殺していたことを突き止める。また、社員は女性がなぜ自殺したのかについて語ろうとせず、なにかを隠しているような様子を見せる。そんな中、市川と社内のある女性が“不倫関係”にあったことが発覚。庵堂はその女性を犯人だと断定し、捜査を進めていくのだが……。
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