通常、写真集や単行本、マンガなど“書籍”に分類されるものに関しては、「ISBN」という番号がつけられている。書籍を特定する際に使われる番号であるため、食品や衣料品など、書籍以外の商品には用いられていない。また、書籍にはISBNのコードと合わせて、在庫管理などに用いられる商品識別コード「JANコード」もついているのが通例である。

　今回発売された『五つ星』には、「初回限定版」に「978486336646」、「通常版」に「978486336647」というISBNが使われている。しかし、イベント応募ハガキが封入されていた「TSUTAYA限定版」は、すべて「2510000」から始まる13桁のJANコードのみ貼付されており、ISBNでは管理されていない。オリコンの公式サイトを見てみると、2形態とも書籍情報として掲載されているのはISBNコードのみであることから、JANコードで管理されている「TSUTAYA限定版」の販売分は、オリコンに反映されなかったというわけだ。

　この発表を受け、ファンは「あんなにいい写真集が売れないわけないんだよ～!!　パーソンさんのツイート見てホッとした～」「パーソンさん、写真集の応募数教えて下さってありがとうございました！　安心しました！」「オリコンの結果でヘコんでたけど、公式が数出してくださったからようやくスッキリした！」と、安堵した様子を見せていた。

　また、同日に放送された、A.B.C-Zがパーソナリティを務めるラジオ『A.B.C-Z 今夜はJ’s 倶楽部』（NHKラジオ第1放送）では、メンバーも『五つ星』の売り上げについて言及。写真集に影響を受け、台湾旅行を決めたというリスナーのメールが紹介された流れで、河合郁人が「写真集のイベントにね、1万5，000人超えで応募が来たみたいですよ」と、前出の公式Twitterでも発表された内容を紹介。さらに、「初週で2万とか行ってる（売り上げている）可能性が出てきている」と語り、他のメンバーも驚きや喜びの反応を見せていた。

　出版社の公式Twitterやメンバーの発言により、ファンの不安を解消することができたよう。これをきっかけに、『五つ星』がさらに多くの人の目に留まることを期待したい。