以前から、歌もダンスも得意ではないと自称している“ポンコツアイドル”の横尾だが、北山宏光と2人で披露したタップダンスや、キスマイ派生ユニット「舞祭組」の曲で、見せ場であるソロパートなどをしっかりとやり遂げていたよう。また、花道から下がる際に息を整える様子を見たというファンも多く、横尾の熱の入りようが見て取れる。普段は、MC中に汗だくのメンバーが上着を脱いでも、寒がりの横尾だけはきっちり着込んでいることが多いのだが、真っ先に上着を脱ぎ汗を拭い続ける様子を、メンバーたちが不思議がる場面もあったとか。

　そんな横尾を見たファンからは、「渉くん、いつもより踊れてる！　めっちゃ頑張ってるね」「歌のときも横尾さんが頑張ってるの伝わってきた。今回はちょっと気合が違うのかな？」「あんなに汗かいてる横尾さんめずらしいよね。ビックリした」という投稿が相次ぎ、横尾ファンも、他メンバーのファンも、横尾の姿勢を見直していたようだ。

　また、ファンに向かって手を振るなどのファンサービスをあまりしないことから“塩対応”と言われることも多い横尾だが、今回のコンサートでは客席の「ピースして」「バーンして」などと書かれたうちわに応える姿や、横尾の公式うちわを持っているファンを見つけては手を振るなど、“ファンサービスの嵐”も見られた。客席との密接な距離感を、さらに縮めようとする姿勢には、「やっぱり、スキャンダルがあったから、反省して頑張ってるのかな？」「もう担当降りようかと思いながら新潟行ったけど、やっぱり渉は渉だった。まだまだ応援するね」と、ファンの不信感も緩んでいる様子だ。

　突然のスキャンダルから、今までにない熱演とファンサービスの嵐で、ファンに向けての“禊ぎ”をしているかのような横尾。このまま最終公演まで、多くのファンを笑顔にするパフォーマンスを続けてほしいものだ。