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視聴率は低迷中も、Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔の“人情味”あふれる演技が評判の『櫻子さん』第7話

2017.6.8

 そんな正太郎を見て、磯崎や愛理(新川優愛)など博物館の同僚たちも「呪い」の真相解明に自発的に協力しはじめた。少し前まで自分のこと以外はまったく興味のなさそうなそぶりで、なるべく仕事をさぼろうとしていた人たちと同一人物とは思えないほどの変わりよう。頼まれたらいやと言えず、むしろいつでも他人のために自分の身を削ってしまう正太郎の不器用な生き方が、同僚たちにもいつの間にか影響を与えていたのかもしれない。

 櫻子もそんな正太郎の人柄を認め、「なんの得にもならないのに人のために全力を尽くす」と評した。正太郎もそれを受け止め、心の中で「なにもできない僕だけど、せめてそばにいてあげよう」とつぶやく。前回は愛理と急接近したかと思えば、今度は櫻子とただならぬ距離になりそうな気配。とはいっても、櫻子に抱いているのは恋愛感情とはまったくの別物だろうが。

 ファンからも「櫻子さんに認められるのがうれしくて駆け寄る正太郎くんかわいい」「正太郎とはどんな人なのかを藤ヶ谷さんが丁寧に愛を持って演じてて、自然に頬が緩む温かいドラマでした」「櫻子さんに寄り添う正太郎くんの心意気と後ろ姿が素敵だった」など、温かみのある藤ヶ谷の演技に注目する声が上がった。

 いよいよ次回は、第6話から持ち越しとなっていた蝶形骨にまつわる謎に櫻子が迫ることになる。予告映像には正太郎が何者かに刺されたように見えるシーンがあることから、波乱の展開も予想される。櫻子と正太郎の「バディ」感がようやく目に見えるようになってきただけに、2人の掛け合いに期待したいが、正太郎の運命はいかに……。

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