そんな「追いシャララ」に倣い、今回もキスマイファンは「PICK IT UP」の追加購入を「追いピキラ」と命名。「初回盤か通常盤、どれか1枚でもいいから“追いピキラ”してください！」「これは“追いピキラ”発動かな!?　キスマイのピンチにはいくらでも立ち向かうよ！」「“追いピキラ”完了！　少しでも売り上げが伸びますように～！」と、すでに追加購入を済ませたという報告も続々と上がっている。しかし一方で、「“追いピキラ”とかまったく理解できない」「1人が何枚も買って出来た記録なんて意味ないよ。これが実力だって受け止めれば？」「“追いピキラ”なんてキスマイのためにならない。絶対にしません」と、否定的な意見も多い。

　「追いシャララ」では盛り上がりを見せていたファンがここまで冷めた反応をするのには、「複数枚買っても意味がない」という理由があるよう。というのも、「PICK IT UP」は「Sha la la☆Summer Time」の時のように、キスマイの1位獲得を脅かすような競合が存在しない。そのため、1位を狙うだけなら追加購入をしてまで売り上げ枚数を伸ばす必要性がなく、「追いピキラ」をする理由が乏しいのだ。もともと「追いシャララ」の動きが起こったときから、CDを複数枚購入して半ば“強引に”1位を獲らせることについて、ジャニーズファンの間で賛否がわかれていたため、「今回は追加購入しない」というファンは多い。

　また、今年3月中旬に、一般女性がSNS上で横尾渉との交際を“匂わせた”ことがファンの間で大きな話題になり、少なからずその影響が出てしまったよう。交際疑惑だけでなく、女性のSNSに「彼が（コンサートの）チケット取ってくれて姉妹3人で行くかもしれない」と書き込まれていたことから、出演者が知人を招待するためのチケット・通称“コネチケ”を、横尾がこの女性に渡していたことも発覚。一時炎上騒ぎにまで発展していた。そんなスキャンダルが起こったあとだったため、「結果は正直」と冷たい目線が向けられているようだ。

　「PICK IT UP」は藤ヶ谷太輔出演中のドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』（フジテレビ系）の主題歌に使用されているほか、6月9日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）などの音楽番組で披露する機会もあり、ファン以外の人の耳にも届くチャンスが多い。今後どこまで売り上げを伸ばしていけるのか、注目したい。