Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔に「イメージにはない一面を引き出してくれた!」とファンが賞賛!! 『櫻子さん』最終回

2017.6.28

 全体的に、原作を読んでいないと物語の全体像がつかみにくく、それを指摘できる原作ファンからも“低評価”という微妙な作品のまま終わってしまったことは残念である。

 しかし、藤ヶ谷が演じた正太郎のキャラは全10回の放送を通しておおむね好評だった。放送前は「ドMキャラ」との触れ込みで注目を集めたが、放送が始まってみれば骨を見つけては大げさに騒ぐ「ヘタレキャラ」を体当たりで演じ、新たな一面をファンに見せてくれた。櫻子や周囲の人たちに振り回され、心の中でツッコミを入れる“心の声”も毎回さまざまなパターンで視聴者の笑いを誘った。

 困っている人を見ると放っておけない、なんの得にもならないのに世話を焼いてしまう「おせっかいキャラ」も、回が進むにつれてエスカレート。そんな正太郎に影響を受け、当初は自分のことしか考えていないように見えた博物館の同僚たちも、どんどん他人のために身を削るおせっかいキャラに変わっていった。過去にとらわれて周囲の人との関係を築くことができなかった櫻子の心を解かしたのも、しつこいくらいの正太郎のおせっかいだった。「骨を手掛かりに事件を解決する」のが売りのはずのドラマとしては、幾分疑問が残るが、櫻子と正太郎がともに人間として成長するドラマとして見れば、非常によく描けていたのではないだろうか。

 全10回の放送を見終えたファンからは「正太郎くんは愛らしくてユーモラスでへなちょこだけど締めるとこは締める心優しい男の子で、今までの藤ヶ谷くんのイメージにはない一面をたくさん引き出してくれた役だった」「最初はこんな役大丈夫!? って思っちゃったけど、藤ヶ谷くんの正太郎すごくすごく素敵でした」「正太郎としても、藤ヶ谷太輔としても成長していく様子を見ることができて本当にうれしいです」など、これまでにない一面を見せるとともに、人間が成長する変化の過程を演じきった藤ヶ谷への賛辞が相次いだ。

 視聴率こそ振るわなかったものの、このドラマで成長した藤ヶ谷にとっては、役者としての新たな飛躍につながる作品になりそうだ。

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