メンバー1人1人と顔を合わせ、感謝を伝える企画のようなロケを行っていく中居。球技が苦手な藤ヶ谷太輔には、ホームランを打つことの気持ち良さを知ってほしいということで、バッティングセンターへ。しかし、ホームランはそうそう簡単に打てるものではなく、時間だけが無情に過ぎていく。ここで藤ヶ谷は、中居の甘い誘いに乗り、「ホームランを打った体」で撮影を行うことに。まんまと中居のワナにはまり、藤ヶ谷はヤラセに加担してしまったのだった。

　続く宮田俊哉は、中居が勧めたラーメン店で、通常より10倍も辛いラーメンを食べさせられることに。あまりの辛さに箸が動かない宮田だが、中居が勧めたラーメンに文句を言うこともできず困り顔。そこで、中居が席を立った隙にスープを別の器に移し、食べきったふりをしてしまう。その一部始終を見ていた中居に「（スープを）グーッっていったの？」と聞かれ、「グワァ～ッ」とスープを飲んだとウソをついてしまった。

　そして最後に玉森裕太は、中居が適当に作った“偉人のウソの名言”をいくつも聞かされるという展開が。さっぱり意味のわからない名言の数々に、「なるほど……」「深いですね」などと感想を述べる、健気な玉森。最後には中居が考えたチャップリンのウソ名言「友達の友達はたぶん友達」に対し、「これは聞いたことあります！」と答え、“ヤラセ”以上に恥ずかしい、“天然”な一面を披露していた。

　中居の“悪人”ぶりが際立つ企画であったが、キスマイファンからは意外にも好評。先輩を前にウソをつききれないキスマイメンバーのひたむきさや、ドッキリ企画だと知ったあとに自分のVTRを見て恥ずかしがる姿は、「中居さん、キスマイをイジってくれてありがとう！」「キスマイは今日も中居くんに鍛えられてるね～（笑）」「キスマイはバカだけど悪いやつじゃないってすごく伝わる……！」と、好意的に受け止められていた。また、中居のファンからも「SMAPと遊べない中居さんと遊んでくれてありがとう、キスマイ……！」「悪いおじさんにだまされないように頑張ってね！」など、苦笑まじりのコメントが上がっていた。

　次回は北山宏光、横尾渉、二階堂高嗣、千賀健永の様子が放送されるようだが、彼らは中居から一体どんな洗礼を受けるのか。さらに、「この中で1人だけ、マジメでピュアで正直な人間が、1人だけいます」と中居に言われた、“ヤラセ”に加担しなかったキスマイメンバーは一体誰なのだろうか。次週もドッキリ企画から目が離せない。