一方、救急を離れ、脳外科医として信頼を得る存在となった藍沢耕作（山下）には、脳外科では世界屈指の水準を誇るというカナダにあるトロント大学へ臨床医師として派遣の話が持ち上がる。しかし、同じく脳外科医の新海広紀（安藤政信）とその座を争うことになる。医師としてのキャリアを積み、それぞれの道を歩みだしていた5人。しかし白石は、心の奥で「藍沢に救急へ戻ってきて欲しい」という思いを抱えていた。

　そんな中、病院近くの街で行われていた「七夕祭り」の山車が民家へ激突し、負傷者も多数いるという事故が発生。フライトドクターたちはすぐに現場に向かうが、現場は大混乱。ドクターたちの治療も追いつかない。そして白石は、民家と山車に挟まれた重症の少年を前に自分だけではどうにもならず、藍沢へ電話をかけ事情を話す。藍沢は白石の状況を瞬間に理解し、すぐに現場に向かうとドクターヘリに乗り込んだのであった……。

　山下は、7年ぶりにこの作品へ取り組むにあたって、「僕、あんまり大口たたいたことないんですけど『コード・ブルー』は日本で一番面白い医療ドラマだと思います。どの世代が見ても、どの国の人が見ても、確実に面白いドラマにしていきたくて」「キャスト・スタッフも、愛情を持ってこの作品に取り組んでいます。命の大切さや、苦しんで葛藤するその先には希望はあるということが伝わる作品になると思うので、見届けていただきたいです」（「ザテレビジョンZOOM」VOL.29／KADOKAWA）と意気込みを語っている。

　ネット上でも注目度は高く、特に藍沢がドクターヘリに乗り込むシーンでは、「藍沢先生出動！　この時を待ってたよー！」「藍沢先生のかっこよさが異常！」「ヘリ乗った瞬間涙出たよ。藍沢先生カッコよ過ぎ」と大盛り上がりであった。

　次回は、救命に戻ってきた藍沢と新人フェローの名取役を演じるHey!Say!JUMP有岡の絡みが見られるとあって、ファンにとってはたまらない内容になりそうだ。