一方藤ヶ谷は、二階堂とは逆に“名前呼び”している人が気になるようで、「20代後半？　いや、オレは無理だよ」ときっぱり否定。「結構ダメなのよ」と呟き、「使い分けられればいいと思うけど、基本的にはオレは高校までには卒業してもらいたいな」と明かした。自分の意見を言いたい時や怒られてる時、悲しい時などに「私」と切り替えられればいいが、そういう場面で“名前呼び”をしてしまうと「マジかよ……」と引いてしまうという。さらに、自身のことを“ニックネーム”で呼ぶのも「マズい」と持論を展開した。

　「裏を返せば、高校生とか大学生の子が『私は』って言ってると、『おっ!?』っとなる。ご両親がしっかりされてるのかなって」と語る藤ヶ谷。藤ヶ谷自身、幼い頃に母親を「ママ」と呼んでいたら「お母さんと呼びなさい」と言われたり、よその人を「おばさんと言わないの」などとしつけられたという。また、注意を受けた際にケンカしたり、怒られたりしたからこそ、「私」と呼ぶ人を見ると、自分と同じような経験をしてくぐり抜けてきたのではないかと思い、「キュンときちゃう」のだとか。

　最後に、「環境とか相手を見て、適した言動に変えることができる人は、やっぱ“素敵だな”って思う。それが答えかな」と自身の考えをまとめた藤ヶ谷。この放送を聞いて、“名前呼び”をやめようと思ったファンは少なくないはずだ。