3位：宮田俊哉：Mr.ポテトペッパー

　オリーブオイルをかける大福の流行から発想したという、さつまいも・レモン・ブラックペッパーを使ったアイスをプレゼンするも、見た目の地味さを指摘されてしまった宮田。味は合格だが、食べる人が楽しめるかを考えるのが重要だと指摘を受けていた。これを受け、さつまいもをスイートポテトに変更し、しっかりと焼き目も付けて、華やかな見た目に仕上がった。女性審査員からのコメントでは「スイートポテトとアイスが合う」「ブラックペッパーのアクセント◎」「濃厚で食べごたえがある！」と、トレンドを重視した味が高評価を得ていた。

2位：北山宏光：鎌倉野菜のフローズンテリーヌ

　「甘くないアイスにしたい」とプレゼンしていた北山は、色鮮やかな鎌倉野菜のテリーヌを、味も含めて再現。プレゼンをした際には、女性目線を意識してフルーツを加え、夏バテ対策になるというアピールをすることや、甘いものに比べてしょっぱい味のものは、味が単調で飽きやすいという指摘を受けた。しかし、あくまで野菜だけの甘くないアイスにこだわった北山は、ベースをコンソメスープとトマトスープの2種類に変更して、飽きずに食べられるアイスに仕上げた。「野菜ひとつひとつが可愛い」「コンソメからのトマトベースが最高」「朝からでも食べられそう」と、甘くないアイスでも、北山のコンセプトがきっちりハマり女性審査員からも好評であった。

1位：千賀健永：トリュチーズストロベリーアイス

　人気のフルーツ・イチゴにクリームチーズを合わせ、アクセントとなるトリュフを乗せ、さらにハチミツをかけて食べるという、高級感のあるアイスを考案。千賀の描いたデザイン画は、見た目のかわいらしさは十分ながら、アイスでは再現が難しいことから、金色の糸のような飴細工をトッピングすることに。これにより、写真映えするゴージャスなアイスに仕上がった。「イチゴとクリームチーズの相性抜群」「トリュフがいいアクセント」と、味もバッチリで、見事に1位を獲得。

　千賀は24日に放送された女性の水着デザインでも第1位を獲得しており、女性目線に立った商品開発が得意な様子。今後千賀の牙城を崩すメンバーは現れるのか、注目したい。