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『ごめん、愛してる』第7話でTOKIO長瀬智也が発した“究極の二択”に、「後者を選択する!」とファン大興奮!

2017.8.30

 今回は、原作にもあった有名なシーンが話題を集めた。自分のせいでサトルが苦しんだと思い込み、食事もとらずにサトルのそばにずっと付きっきりになっていた凜華を律が強引に連れ出し、無理に食事を食べさせようとする場面だ。「食べられる気分じゃない」と泣きわめく凜華を落ち着かせようとして、「黙ってオレの言うこと聞け」とわざと乱暴な言い方をし、「メシを食うか、オレとキスするかどっちか選べ」と迫った。渋い口調で2択を提示する律の姿に、ファンからは「世の女性の多くは後者を選択する!」「私ならカツ丼を食べない選択をします。律があまりにカッコいいので」といった声が上がっていた。

 20代そこそこの若者が言うとキザに聞こえてしまいそうなセリフも、まもなく40歳になる長瀬が言うと、ヒロインのつらい心の内を察して、あえて冗談を言うことで場を和ませようとしたのだと素直に受け取ることができる。今作でファン以外からも「長瀬くんはいい芝居をするようになった」「目や態度で心の内を表現するのがうまいと思う」などの声が聞かれるのは、こうしたところが評価されているのだろう。

 今回はこのほか、急に体調が悪くなった律が店先で突然倒れ込む迫真の演技も注目を集めた。また、凜華のキスをいったんは受け入れつつも、「好きだよ」との凜華の告白に、一度目を伏せてから彼女の目をまっすぐに見据え、「オレはお前が好きじゃない」と突き放すラストシーンも話題を呼んだ。律の真意については、「間もなく死んでしまう自分が凜華と付き合うわけにはいかないと考えて嘘をついたのではないか」と推測する視聴者が多い。もしこの予想が当たっているとすると、告白を受け入れられなかった凜華も、彼女と同じ思いを抱いているのに応えてあげられない律も、あまりにも切ない。

 気になる今後の展開だが、心臓移植が必要なサトルと、間もなく命が尽きようとする律の立場が明確に描かれたことから、律がサトルに心臓を提供する結末はほとんど確定的になってきたように思える。仮に悲しい結末が避けられないとしても、なんとかその前に律が「幸せ」を実感してほしいと願わずにいられない。

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