しかし、小山のドア大破を上回ったのは櫻井。櫻井は小窓を越えるどころか、小窓の下に頭から勢いよく突っ込む。小窓を越える気のない櫻井に「確信犯だ！」「どうカッコよく壊すかじゃないから！」とスタジオからツッコミの嵐。一方、次の大野は本気の挑戦。小窓を越えようとするが、ドアの下に足が触れてしまい、高さが足らず悔しそうな大野。最後は「正解を見せる」と意欲を見せる真打ち・松本が挑戦し、十分な飛距離で華麗に跳んでみせた。しかし、跳びすぎて肘が小窓上部に当たってしまい、悔しい表情を浮かべる松本であった。
　
　そして、ゲストの女性アスリートたちが選んだ“最もカッコ良かった挑戦者”は、なんと櫻井。この結果に会場から悲鳴にも聞こえるどよめきが。女子レスリング・吉田沙保里選手からは「頭からいったところが男らしくてカッコよかった」という選考理由が伝えられ、「オレに破れない壁はない」との言葉が勝者櫻井から飛び出ていた。

　『24時間テレビ』らしいオールジャニーズ対決という、ファンにはたまらなかったであろう今回の「THIS IS MJ」企画。特に“最もカッコ良かった挑戦者”に選ばれた櫻井へのコメントが目立っており、「跳ぶ前の前ふり部分、めちゃくちゃ面白い！」「翔くん、爆笑すぎる！」「タイトル奪還編で翔さんと今回のジャニーズで再戦してほしい！」とファンの間で盛り上がった。

　最後に女優・石原さとみから「最後、松本さんに決めてほしかった」と言われると、松本は「そうなのよ。そういうところがボクの個性だよね」と語った。いざというときの勝負ごとに弱いところも“松本の魅力のひとつ”ということなのだろう。