『先に生まれただけの僕』主演の嵐・櫻井翔だから言えた、「学校がすべてじゃない」という言葉

2017.9.18

 その後櫻井は、「もうちょっとじっくりと子どもたちとふれあいたい」という、多忙な日々に悩みを持つ先生からの相談を聞き、「(生徒と)触れ合いたいからこそ、向き合いたいからこそ、もっとお時間があったらということですよね」と共感。ドラマの中の役柄としてではあるものの、“校長先生”を経験した櫻井にも、この悩みには思い当たる節があったのかもしれない。

 そして最後に、未来ある生徒たちにアドバイスを送った櫻井。「学校が社会のすべてじゃない。友人関係で困っちゃったりしてたら、もしかしたら学校の仲間じゃない、外に仲間がいるかもしれない」と、対人関係に悩む生徒に寄り添い、「それはボクにとってはジャニーズの仲間だったんだけど」と語った。櫻井は中学生のころジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.としての活動を始めている。そんな経験があるからこそ、“外の世界”について語ることができたのだろう。

 「もし学校の中でギューっとなっちゃったら、その外にも大きな世界が広がってるかもしれないから。そっちに一歩足を踏み出してみるのもいいんじゃないかと思ってます」と生徒たちを見つめながら語っていた櫻井の姿は、本物の校長先生のようであった。

 この放送を見ていたファンからは、「翔くんのメッセージすごくよかった。『学校が社会のすべてじゃない』って言葉に救われた生徒さんもいたんじゃないかな」「ステージ裏では“翔くん”だったのに、いざ生徒の前に立ったら“鳴海先生”だった。ドラマが楽しみだな~!」「自分の歩んできた道に確固たる自信があるからの言葉だよね。すごく説得力があったなあ」との声が上がっており、多くの人の心に響く言葉だったようだ。

 約1カ月後にスタートが迫った『先に生まれただけの僕』。劇中で櫻井がどんな校長先生姿を見せてくれるのか、楽しみにしたい。

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