ファン待望の“雄一メイン回”とあって、ネット上も大盛り上がり。中でも竹野内と戸塚が『数学的媚薬』の“僕”と“ジョン”を演じるシーンは、静謐な中にも艶めいた雰囲気があり、本編の“河合雄一”を演じる戸塚とはまた違った魅力が感じられたとの声が多く上がっていた。また、ジョン役の戸塚が編み物をする場面では、その横顔にファンが反応。「美しい……美しすぎる……!」「とってもステキな雰囲気だった!」「いつまでも見ていたいドラマだな~」と、うっとりした人が多かったようだ。
脚本家の大森美香はドラマ公式サイトのインタビューの中で、「数学者である孝さんにこの本の朗読を勧めるのは、ニュートラルな感覚を持つ雄一くん(戸塚祥太)しかできないと思いました」と戸塚に太鼓判を押していた。また、戸塚のインタビューも放送日と同日に掲載され、トランスジェンダーを演じたことについて「対象が男性か女性かということではなく、男女の垣根を飛び越えて、“愛の人”になれればいいなと思いました」(以上、原文ママ)と語ったほか、物語の行方についても「思いは必ず届くと信じられるような終わり方がいいですね」と作品に対しての“愛”を語っていた。
物語はいよいよ終盤へ。ミステリアスな京子の過去や孝のこれからなど、気になる事柄はまだまだ多い。戸塚が言うように「思いは必ず届く」のか、最後まで見守りたいものだ。
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