今年7月、突如デビューを発表した4人組ダンスボーカルグループ・ANTIME(アンティム)。Kauan(カウアン)、U(ユウ)、AM(アム)、Fu (フウ)というジャニ研読者にとっては見覚えのあるメンバーで構成されたユニットで、8月25日にはデジタル限定のデビューミニアルバム『BORN AGAIN』をリリースしました。すでにオフィシャルファンクラブも開設しており、11月27日には2ndミニアルバム『BELIEVE』の発売も決定。また、12月10日に日本橋三井ホールで初のライブイベントを開催予定という、今ノリに乗ったグループです。
今回はそんな彼ら4人をジャニーズ研究会編集部が直撃。インタビューはメンバー同士でボケやツッコミを挟みながら、和気あいあいとした雰囲気の中で行われました。
――さっそくですが、グループ結成の経緯をお聞かせください。
Kauan 前の事務所を辞めてから、ボクはフリーで活動していました。「どこの事務所がいいかな」と、いろいろ調べていたんです。そんな中で、女性シンガーソングライターのMACOさんの曲を聴いていたことから、今の事務所と出会いました。芸能事務所というより、ここは音楽事務所って感じなんですよね。でも、アーティストのマネジメントもしているし、YouTubeやSNSを使ったり、インターネットに力を入れているんだな、という印象を抱きました。
――事務所に興味を持った後、どうやって所属に至ったんですか?
Kauan 自分で作詞作曲・総監督、振り付けした曲をDVDに焼いて、事務所に持って行きました。手紙に「どういう活動をしていきたいか」「どうなりたいのか」っていう自分の思いも書いて。
――スゴい行動力ですね。
Kauan 芸能活動をするにあたって、あんまり待ちたくなかったので……。ボクは今21歳ですが、本当は20歳前にデビューしたかったんですよ。やりたいこともいっぱいあるし、ちょっと早めに行こうかなと。アポなしで事務所のピンポンを押したんですが、スタッフさんが出てくれて。「Kauanです。もともと、タレントやってたんですが、今はフリーなので事務所探してます。手紙とDVD持って来ました」と話したら、「ポストに入れといてくれれば大丈夫です」と言われて、そのまま帰ったんです。で、1カ月半後くらいに連絡が来ました。いきなり、事務所の方から「ピンと来た」と、電話があって。あとから聞いたんですが、その時はMACOさんのツアー中だったんですよ。スタッフさんがボクに連絡をくれたのは、たまたま打ち上げが早く終わったタイミングだったとか。でも、最初はその電話を切ってしまったんです。
――えー、せっかく連絡くれたのに?
Kauan ちょうどプライベートでAMと会って、熱い話をしていたんです。AMも「海外で演技やりたい」「英語をもっと学びたい」っていう目標があって。
AM そんな話をしている時に着信があったんで、「電話来てるよ」と教えたら、Kauanは「知らねぇわ」って(笑)。
Kauan その頃ちょうど、運悪くイタズラ電話がいっぱいあったんです。電話に出ても無言っていう謎の着信が続いてたんで、出なかったんですよ。ただ、「実は事務所のピンポンを押したんだ」という報告はしてたから、AMが「その電話じゃね?」と言ってくれたものの、「いやいや、もう2カ月近く前だから~」って、スルーしたんです。
――確かに、それだけ日数が経ってたら「まさか返事が来るとは」って感じですよね。
Kauan ボクは日本とブラジルのハーフなんですが、その時点でブラジルに行く予定だったんです。「南米で活動しようかな」と思い、大物のプロデューサーと仮契約もしてたくらいで。なので、「ここで日本の事務所から返事が来るのかよ……」と思いつつ、折り返しの電話をかけました。その前に1度、電話が入ってたんですが、声が聞こえなくて切ったんです。「は? 誰?」って、キレ気味で対応しちゃいました。
AM 言ってた、言ってた。出だしからケンカ腰(笑)。
――事務所からKauanさんのもとに連絡が来て、このメンバーはどういうきっかけで集まったんですか?
Kauan ボク、本当はソロでやりたかったんですよ。でも、「グループなら……」といろいろ話していくうちに、人柄だったり個性の面でこの3人(AM、U、Fu)のことがすぐに頭に浮かんだんです。もう7~8年の付き合いですからね。まずはAMを誘いました。
――みなさんも次の所属先を探していたんでしょうか?
Kauan ちょうど3人とも、何らかの形で活動していきたいと考えていたようです。さっきも言った通り、AMは「海外に行きたい」と考えていて、Fuも玉置浩二さんみたいに作詞作曲をして自分で弾き語りをするシンガーソングライターとか、「本を書きたい」って思いがあったみたいで。Uもダンスと歌がやりたかったんでしょ?
U うん。ダンスと歌がめちゃめちゃやりたくて、大手の事務所さんとも話をしていて。実はオレ、メンバーの中では最後に声をかけられたんですよ。Kauanから、まだ世に出ていない曲が送られてきて。そもそも、「自分が歌う曲を好きじゃなかったらやっていけない」と考えていたんで、その曲を聴いた時に“パコン”ってハマった感じです。実はそれが、今度の2ndアルバムに入る曲なんですよ。
Kauan ただ、当時のボクは「ブラジルでやる」って気持ちが固まってたんで、一度向こうに戻りました。99%はブラジルに行くと決めていて、最後の1%がこの事務所で。逆にほかのところは自分の頭にはなかったですね。とはいえ、ブラジルでデビューできても、「今度は逆に日本で活動できなくなるんじゃないか」って不安だったんですよ。国籍はブラジルなので。結局、最後に戻って来たいのは日本なんですよ。「日本で一番やりたいから、だったら日本でスタートした方がいいんじゃないか」と思い、こっちに残りました。その時も70%ぐらいだったんですけど。
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名無しだJ より 2017年12月2日 4:32 PM
なんぼ今の事務所が良い所だとしても前いた事務所に潰されるだけ、テレビで観れてもMXとかBSの深夜だろうに。せいぜい頑張りな。
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