■第3位　「A・RA・SHI」嵐×乃木坂46　131票

　嵐が自身のデビュー曲「A・RA・SHI」（99年）を、女性アイドルグループ乃木坂46と共に披露したコラボが3位を獲得。放送前に最も注目されていたコラボだっただけに、ファンの期待度は高く、「今のトップアイドル同士の共演最高！」と、実際のステージでは期待度以上のパフォーマンスだったよう。

　コラボメドレーの中でも、特に大人数でのコラボとなっていましたが、初めてのコラボとは思えないチームワークで、人数を活かした立体的なフォーメーションを披露。国民的アイドル同士のコラボらしい華やかなステージになっていました。メンバーが満面の笑顔で歌っている場面ばかりで、陽気で華やかな曲の雰囲気とマッチしていた“嵐×乃木坂46”。期待を超える完成度に、思わず見入ってしまうファンも多かったのではないでしょうか。

■第2位　「青春アミーゴ」修二と彰×Hey!Say!JUMP　136票

　『野ブタ。をプロデュース』（日本テレビ系）の主題歌で、山下智久とKAT-TUN亀梨和也が期間限定ユニット「修二と彰」を組んで歌った「青春アミーゴ」（05年）をHey!Say!JUMPと共に披露し、2位にランクイン。「青春アミーゴ」がリリースされた当時、ジャニーズJr.としてバックダンサーを務めていた山田涼介と中島裕翔がいるJUMP。その2人が12年越しに立場を変えて「修二と彰」とコラボしているとあって、「小さい頃バックで踊っていたメンバーが成長して、2人と一緒に共演している姿を見て感動した！　涙が出ました！」「裕翔とコラボしてほしいと12年思っていたので涙が出ましたー！」「大きくなった裕翔くんが2人の間に入った瞬間が1番盛り上がりました！」と、思い出深いコラボに対する反響の声が多数。中でも、『野ブタ。』で亀梨の弟役としても出演していた中島に対する声が目立っていました。

　また、「『野ブタ。』を思い出した。大好きなドラマだったから、興奮して死ぬかと思った」と、楽曲からドラマの思い出を甦らせるファンもいた様子。多くのファンにとって思い出深いコラボになっていたようでした。

■第1位　「LOVEマシーン」モーニング娘。’17×Sexy Zone　180票

　終盤に追い上げてきた2位の「青春アミーゴ」とのトップ争いを制し、1位の栄冠を手にしたのは、Sexy Zoneが女性アイドルグループ・モーニング娘。’17とコラボして歌った「LOVEマシーン」（99年）でした。18年前に発売された楽曲ながら、これまで多くのアーティストにカバーされ、CMソングとしても度々登場。現在でも耳にする楽曲とあって、「セクゾが とっても楽しそうに歌って踊っていたのが印象的でした。大ヒットした曲なので、一緒に歌えました！」「観ていて楽しかった」と、ジャニーズの曲ではないものの、多くのジャニーズファンが楽しめたよう。

　また、「違和感ないコラボで、相性がいいと思った！　モー娘。もアイドル全開でかっこよかった！」「女性アイドルグループとジャニーズアイドルがコラボして、ここまでの高クオリティは見たことない！」「モー娘。らしさ、セクゾらしさが失われず、ちょうど良いバランスで楽しめるパフォーマンスだった！」と、お互いの良い面を引き出しあう「相性の良さ」を理由に挙げるコメントが多数。今回Sexy Zoneは男性アイドルながら、女性の音域に合わせて作られた「LOVEマシーン」を、原曲で歌っていたようで、曲のイメージを尊重していたことがうかがえます。一方で、ダンスのポジションや、歌の割り振りに関しては、モーニング娘。がSexy Zoneを尊重していたよう。ダンスの振り付けもピッタリそろっており、一度かぎりのパフォーマンスながら、抜群のチームワークを見せていましたね。

　番組内限定のコラボながら、どのグループもクオリティーが高かった今回のコラボメドレー。いつもと雰囲気の違う楽曲を歌ったり、メンバー構成の変化から新しい振り付けにチャレンジしていたり、普段と少し変わったステージだっただけに、ジャニーズアイドルの新しい魅力に気づくことができたファンもいるのではないでしょうか。