鍵を持って1人黄幇会に乗り込んだ七瀬は、華だけでなく健太も捕らえられたことを知る。黄幇会のボス・王(嶋田久作)は、七瀬の父・セン(矢野浩二)の遺品を含む3丁の銃を使った“鑑定ゲーム”を提案。正しく鑑定できればセンを殺した犯人を教え、狂いがあれば人質の健太の頭が吹っ飛ぶことになる。3丁の銃のうち、最初に選んだ銃には弾が入っていなかった。もう1つの銃を注意深く鑑定しようとする七瀬に、王はセンが七瀬の本当の父ではないことを告げ、「親がいない人間に、親の仇は取れないだろう?」とあざ笑うのだった……。
今回は七瀬と仲間たちに黄幇会の手が迫る危機的状況の中での、さまざまなやり取りが見どころ。例えば今や大事な相棒となった健太を失いたくない七瀬と、事情をくみ取れず反発する健太とのやり取りのシーンにファンも注目していた。「七瀬が不器用すぎて、でもとても温かい人なんだとわかって泣けた……。それをエリカとか周囲の人は理屈じゃなく、心で感じ取ってるんだね」「健太が七瀬に初めて声を荒らげるシーンがすごかった。健太くん、七瀬さんのこと信頼してて好きだったもんね。ここから最終回にかけて舎弟みたいな関係じゃなくて仲間としての友情になっていくのかな?」と、七瀬の心情を思いやる声が多数見受けられた。
また、センが実の父親ではないと告げられたラストシーンでは、長年信じてきたものを覆された怒りや悲しみ、やるせなさといった複雑な感情を隠しきれない表情を見せた七瀬。「迫真の演技すぎて息をするのを忘れそうだった」「上田くん、目が大きくて目力あるから、目で演技してる感じがすごく印象的だったな」「ぐっと引き締まった表情だった七瀬が一気に苦悩に満ちた表情に。たっちゃんの演技力に引き込まれた!」と、ここで改めて上田の演技力に成長を感じたという声も多かった。
ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」では、『新宿セブン』スペシャルページの公開などもあり、ドラマ終了直前にしてファンの間でも盛り上がりを見せている同作。次回最終回の予告映像には、七瀬とはずっと友達のような関係性だったエリカを抱きしめるシーンがあり、「ラスト2話にしてエリカさんとの恋愛模様が加速!?」とファンも騒然となっている。まだ明かされていない七瀬の出自や、餃子屋の店主・シノブの正体など回収されていない伏線も多いため、次回はこれまで以上に手に汗握る展開となりそうだ。
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