中居正広、アナログ派キャラと素人いじりで新曲PR

2011.4.30

中居正広が、デビュー時から身長を小さく見せる演出を行っていたことが、正月番組の城島茂の証言で明らかになりました。ACの震災復興CMでも、股を広げて小さく見せる努力をしていたことをファンは見逃していません。

その中居クン、今日(30日)放送の『SMAP・中居正広のサムガールスマップ』(ニッポン放送)では、もうひとつの“貶めキャラ”を披露しました。今度は「着うた」の仕組みが分からない「アナログ派」。

実際に歌っている本人なのですから、説明を受けていないはずがないのですが、『ノットアローン』がダウンロード配信になったことについて、用語も仕組みも「わかってない」立場でビクターエンタテインメントのスタッフを引っ張り出し質問。結果的に同曲の販売や視聴の仕組みについて宣伝する格好の番組構成となりました。

「着うた&待ち受け画面……ワンダウンロード……メロディコール……待ち歌……月額63円。申し訳ないんですど、何のことか全くわからないんですけども。何なのこれ。何かね、受験の、すげー頭のいい大学の受験の試験問題みたい。香取君のドラマの主題歌ということはわかってるけど、『配信限定』シングルって時点で意味わかってないからね、オレ」

「4月25日月曜日、着うたアール(登録商標を意味するRをそのまま読んでいる)。5月4日水曜日、着うた・フルアール。プラス、ケータイ待ち受け画面画像。どうした。何がどうすんだ!同じく4日水曜日、アールビーティー(RBT=メロディコール・待ちうたをあらわすレコチョク用語)。何だこれ(苦笑)全くわかんない。何この『着うたフル』って。フルコーラスってことは、4月25日の時点ではフルコーラス出さないの?どんくらい出すの?着うたと着うたフルって、どっちも1ダウンロードにつき100円なの?ビクター、来いよ」

この時点で、中居は「わかんない」といいながらリリースを全部読んでいるので、リスナーにきちんと宣伝できているわけです。そして、ビクターのスタッフが説明するのですが、ここからは中居がツッコミ役に転じ、ビクターの要領を得ない説明をいじります。

中居「だいたい、ダウンロードって何?オレ、最初にズッコケたとこ。1ダウンロードっていう意味がわかんないで聞いてるから。何だい、ダウンロードって。道?」

ビクター「音を入れるってことですね」

中居「高速じゃないってこと」

ビクター「えっ?」

中居「高速(道路)じゃなくて一般道ってこと?下の道ってことじゃなくて」

ビクター「……あっ、下(笑)」

中居「高速じゃなくて下道ってことは、ゆっくりやると100円をもらえるってこと?」

ビクター「そうっすね、あの……(困惑)」

中居「だから日本語で言ってよ」

ビクター「ケーブルを通じ……いやいや、違う違う(笑い出す)」

中居「バカにしてんのか」

ビクター「空から電波を通じて……」

中居「難しくするなよ。何だよ、空から電波が飛んでくるって。見えねえじゃねえかよ」

ビクター「携帯に音が信号となって、携帯の中に音が……ダウンロードできるんです」

中居「だから(その)ダウンロード(の意味)を聞いてるの!」

関ジャニ∞のヨコヒナとは違う、関東のコントや漫才に出てくるパターンです。

このほかにも、「誰からダウンロードするのか」と配信元にも言及。このやりとりで番組を作ってしまいました。おそらくは、素人であるビクターのスタッフの、ハプニング的な出演であわてふためき、ツッコミ所に満ちた説明をいじって進行しようという計算ずくの引っ張り出しです。

番組の最後で中居は、着うたやダウンロードについて「何となくわかった」と、その用語についてさらっとまとめていました。やっぱりわかってたのか、中居、侮りがたしです。

これからは、アナログ派のキャラでバラエティ番組等で活躍するかもしれません。

『Jマニア119』の特集記事では、中居の番組進行の巧さについて解説しています。

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