9月19、20、23日の3日間、『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)に屋良朝幸が出演しました。ゲストの過去の映像や写真を公開する19日のオープニングコーナー「ごきげんあ~カイブ」では、「18歳 ちょっとグレてました!?」と題し、屋良の懐かしい写真が披露されました。金色の髪、耳と鼻に開けられたピアス、そして鋭い目つき……。他ゲストは「ライオンみたい」と表現していましたが、これを見た屋良は「ひねくれてた」と当時を振り返ります。
屋良は同期である滝沢秀明や今井翼の名前を出し、「彼らはスター路線にいて、僕はひねくれ路線というか……ジャニーズの闇の部分。なんか、そういうのがあるんです」と話を濁します。しかしその時に抱いた「オレは自分のスタイルを持ってやるぜ!」という気骨の表れが、この鼻ピーだったのだそうで、「鼻ピーはジャニーズ第一人者です」と豪語した後、「後に続く人はいなかった」と話してスタジオを沸かせました。
さて、屋良が振ったサイコロの目は「皆さんどう思います?」。ジャニーズでは嵐や関ジャニ∞、タッキー&翼、KinKi Kidsらの振り付けをしてきた屋良ですが、「雲の上の存在」である大先輩・少年隊の楽曲「PGF」の振り付けを任されたことも。東山紀之から直々に「今回、屋良の振り付けでいきたいから」とオファーがあり、「いやいやムリです」という本音を胸に秘めつつ「少年隊が僕の振りを踊ったらどうなるかな?」という期待からオファーを受けたとか。ここで屋良は「東山さんと植草(克秀)さんは対極なんですよ」と、あるエピソードを暴露します。
ある時、東山と植草に振り付けを教えることになった屋良。東山は振りを覚えるのが早く、1曲を約40分で覚えてしまうほど。一方植草は、「『遅い』とは言いませんよ?」「(植草さんも)普通なんですよ? むしろ早いくらい」と屋良は念押ししていましたが、正直なところ覚えが遅いよう。どんどん覚えていく東山に対し、しどろもどろな植草。2人の対照的な先輩に振り付けを教えることになった屋良は「どっちのペースに合わせるべきか」と悩みます。しかしこの時は東山のペースに合わせ、30分ほどで振り付け完了。
頭から曲を流してやることになったものの、「もちろんのごとく、植草さん、全然できないわけなんです!」と屋良。東山のペースが早すぎるため植草が遅く見えてしまうというのもあり、「仕方ない」とする屋良ですが、1曲通した後に東山が「お前振り付け覚えるのおせえな。早く覚えろよ」と植草に本気っぽくダメ出ししたため、後輩の屋良は大混乱。植草は植草で、東山の発言に対し「オレはオレのペースでやるから、ちょっと黙ってろよ」と一気に不穏な空気に。スタッフ陣も静かになってしまい、板挟みの屋良は「オレどうすればいいんだ? って思って、若干チビリました」と告白します。この日は錦織が不在。「そこにもし錦織さんがいてくれたら、めちゃめちゃ場を和ませてくれたと思うんですよ。でもなぜかそういう時に限っていない」とぼやきます。
その後、早々に振りを覚えた東山はその場を後にし、残った植草は「屋良、振り付け教えて~」と懇願。「すごい大先輩だったんですけど、すごいかわいらしく思いました」と、低姿勢な植草が愛おしくなってしまった屋良ですが、なんとその後3時間もかかったそうです。
翌9月20日の放送では、KinKi Kids堂本光一とアメリカの和食屋で松茸の土瓶蒸しを食べたことを語った屋良。初めて食べた土瓶蒸しに感激した光一が、店員に向かって「ありったけの土瓶蒸し持ってきて!」と言ったことを明かすなど貴重なエピソードで番組を盛り上げました。
冒頭で屋良は、司会の小堺一機から「ジャニーズのすごい振り付けの先生でもある」と紹介されたため、彼を知らない人は「振付師」だと思ったかもしれません。しかし自身も10月5日から上演される舞台『SONG WRITERS』に主演。自分のスタイルを確立し、裏方のみならず表舞台での活躍も光る彼は、「ジャニーズの闇」から抜け出せたと言えそうです。
あ? より 2013年9月26日 4:03 PM
今更デビューは無いな
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