また、今作では飄々としたキャラクターを好演している草なぎだが、「TV LIFE Premium Vol.16」（学研プラス）では「最初の頃に比べて宅間も大人になりました。（連ドラ前の）4作目では自分でも少し意識して、これまでの物腰の柔らかさやのほほんとした雰囲気を残しつつ後半では男っぽさも出しましたしね。いつもひょうひょうと事件を解いていくだけじゃつまらないでしょ（笑）」と語り、連ドラでは“今までより少し男っぽい宅間”を見せられると明かしていた。実際に初回後は「宅間くんかわいいけどカッコイイ」「普段は飄々としてるけどシリアスな時はキリッとするギャップにやられた」「宅間ののらりくらりした感じと鋭さのギャップがいい」と絶賛の嵐で、草なぎの“狙い”が功を奏したのだろう。

　草なぎは初回放送前の12日に放送された『中居正広のミになる図書館』（同）に出演した際、基本的に台本は「自分の所しか読まない」ため、「実は犯人が誰だかわからないまま刑事を演じている」と暴露されていた。しかし、視聴者の反応を見る限り、そのことが演技にリアリティを与えていたよう。次回以降も草なぎの演技に期待が高まる。