しかし、三宅は「まぁ、ケンアンドタッキー、ケンタッキーってことで」と滝沢と仕事をするのはまんざらではない様子。滝沢はジャニーズJr.のころにV6のバックダンサーをしており、久々の共演となることもうれしかったのかもしれない。『滝沢歌舞伎』への出演オファーの際には、初めて二人で食事にも行ったそうだ。

　また、三宅は「『ジャニーズカウントダウン』でしか見れないシャッフルメドレーとか、グループっていう枠を超えてできるのは、僕らに限らず、他の人たちもどんどんやっていったら良いなと思って」と、グループの垣根を越えたジャニーズの交流に意欲を見せる。さらに嵐が2015年10月21日に発売したアルバム『Japonism』で、少年隊の「日本よいとこ摩訶不思議」をカバーしたことにも触れ、「歴史を感じることができるジャニーズ・エンタテインメントの演出っていうものを嵐のコンサートでやっていて、本当に懐かしかった」と話しており、三宅自身も先輩から受け継いできたジャニーズの精神を、後輩に継承していきたいという思いが、『滝沢歌舞伎』出演への後押しになったよう。

　ラジオの最後では「ちょっと前に『ワンピース歌舞伎II』を見て大興奮してた同じ劇場！」とおちゃらけて話す一方、「全身全霊で命を削る思いでやりたい」と決意表明もしていた。30代半ば三宅が、『滝沢歌舞伎』に大人のセクシーさを加えてくれることに期待したい。