そして、『スッキリ!!』（日本テレビ系）で初共演し、今では塚田遼一とともに『アウト×デラックス』（フジテレビ系）にレギュラー出演している南海キャンディーズの山里亮太は、「A.B.C-Zは、上杉謙信みたいだなって思います」と彼らを例えた。「戦闘能力がものすごく高くて、義に厚く、決して人を裏切らない。天下統一を目論むよりも、ただ、A.B.C-Zという国の民が幸せであることを願っている」「最終的に一番の宝を手に入れるのは、こういう人たちなんじゃないかな。だってそれが、おとぎ話の定石でしょう？」。

　この山里の言葉は多くのファンの心に染み入ったようで、「すごく共感した」「涙で滲んで読めなくなった」「山ちゃんのコメントはグッときた」といった意見がTwitterなどで見受けられた。

　ポルトガルから鉄砲が伝わったあとも、ほとんど鉄砲を使わなかったという謙信。自らに危険が及ぶことなく相手を倒し、戦で手柄をとることが武士道に反すると考えていたためだそうだ。そしてアイドルは、時に身を削り、その分だけ愛される存在である。A.B.C-Zはこれからも、パフォーマンスや人柄でたくさんの人を魅了する、そんな“アイドル道”をひた走り続けてほしい。