■3位「ポポロ」

　3位は、「ポポロ」。同誌の特徴は、スタジオの写真。ジャニーズアイドルが持つ「王子様」のイメージを引き立たせるために、バラを散らしたり、イチゴを咥えたり、シャンデリアや革張りの重厚なソファを使用してゴージャスな空間を作りだしたり。“アイドル”を見たい人にはもってこいで、「時々奇抜な衣装や企画をぶっこんで来ることがあるので楽しいから」「とにかく毎号、いい表情を引き出してくれて毎月楽しみです。ポポロの写真大好きです」というコメントも。

■2位「myojo」

　60年以上の歴史を誇り、いまやジャニーズ系アイドル誌の権威となっている「myojo」が第2位。夏は浴衣、冬はサンタクロースといった定番コスプレを毎年美しく撮り、毎号のようについてくる「ジャンボピンナップ」（ポスター）も趣向を凝らすなど、グラビアへ注力しているよう。さらに、「1万字ロングインタビュー」では、一人の男としてのアイドルの本音に迫り、常に話題を振りまいています。

　また毎年恒例の「Jr.大賞」の「恋人にしたいJr.」は、デビューの登竜門と呼ばれるほど注目を集めており、ジャニーズの歴史を語る上で外せない存在となっています。「昔からジャニーズといえばmyojo。25年前のmyojoの切りぬきとか付録のシールとかいまだに取ってあって捨てられない」という意見がコメント欄にありましたが、長らくファンに愛されているアイドル誌といえるでしょう。

■1位「Wink up」

　ジャニーズファンの支持を一番多く集めたのは、「Wink up」。デザインに手書き風文字を多用したり、スタジオ写真がナチュラルな仕上がりになっていたりと、“ファンが見たいもの”を形にしているところが、その理由。「表紙などの写真の雰囲気がオシャレで好き」「一番写真選びが丁寧だと思う」と、ファンの琴線に触れたよう。

　「NEWSやKAT-TUNらの、本人プロデュースでのソロの表紙企画とか、他の雑誌にはない企画も好き」「他誌とは違ってオリジナリティあふれるJr.の組み合わせでの掲載」「シンメのつぼをよく理解されているなと感じる」というように、徹底したファン目線でヒット企画を連発。「Wink up」の代名詞というべき「掲示板」は、「Jr.やタレントの先輩後輩関係などの交遊を垣間見ることができるのもうれしい」とファンにも熱く支持されています。