大野から黒のパンツを受け取った二宮は、ブラウンのニットシャツとコーディネート。難しいアイテムをさらりと着こなした二宮だが、「最近はもっぱら、Tシャツ＆ジョガーパンツにネルシャツをはおってます」と、相変わらずファッションにはあまり興味がない様子だ。

　アンカーを務めた相葉雅紀は、二宮からブラウンのニットシャツを受け継ぎ、同系色のMA-1と合わせ、上品かつ男らしいコーディネートで仕上げた。「年を重ねて自分の中で好きなものが明確に絞れてきたので、自分らしい定番品に囲まれて過ごしています」と語り、ベストジーニスト殿堂入りのセンスを見せ付けた。

　服に目覚めるきっかけについてのインタビューでは、大野と二宮がジャニーズJr.時代であったと答えた。おしゃれな先輩の影響で服に興味を持ったという大野は、「同期の仲間と一緒によく買い物に行ってましたね」と、当時を振り返った。そして、ファッションを楽しむためにそれぞれこだわりがあるようなのだが、二宮は「メンバーがくれる服をちゃんと着る（笑）」と、ちょっと変わったこだわりがある様子。思わぬところでメンバー同士の仲のよさが垣間見えた瞬間だった。

　普段はなかなか見られない、スタイリッシュでシックな装いを見せてくれた嵐。彼らのちょっと変わったファッションのこだわりと、グラビアでの“大人の魅力”のギャップが楽しめる1冊となっている。