「よくこれを特典映像に」!? 発売前からファンをざわつかせていたKinKi Kidsの「牛とマタドール」の全貌

2016.7.22

 「薔薇と太陽」のイントロが流れ、なにが始まるのかと思った次の瞬間、まるで教育番組のようなフォントで、「牛とマタドール」という題字が青空のイラストをバックに浮かび上がる。そして、闘牛士姿の光一と黒い牛の着ぐるみを着た剛が登場。なぜか牛に対して腰の低いマタドール光一と、関西弁をしゃべり横柄な態度をとる闘牛剛は、まさに“シュール”のひとことに尽きる。

 「この業界12年目」という牛が、新人マタドールに闘牛を教えるというぶっ飛んだ設定だが、KinKi Kids2人が見せる独特な雰囲気と、簡易的なセットにカメラ1台というユルさがじわじわと笑いを誘う仕上がりになっている。

 これを見たファンからは、「くだらなすぎてほんと愛おしいKinKi Kids」「本当、牛とマタドールしょーもないわ(褒め言葉)」「KinKiワールド炸裂してる」「こんな映像を特典にできるのはKinKiだけ」という感想が続出。また、1996~97年まで続いたバラエティー番組『Toki-Kin急行 好きだよ!好きやねん』(TBS系)を彷彿させるコントに、「昔の2人を思い出して懐かしい~!」「KinKiのこういうコント久々に見た気がする!」「10代のころのキンキのようでたまらなかった」と、懐かしむ声もあった。

 記念すべき20周年イヤーの幕開けとなった「薔薇と太陽」だが、「牛とマタドール」は肩肘張らないユルさが非常にKinKi Kidsらしい。剛は以前ラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)で、20周年は盛大にやる必要はなく、「ファンの人たちと僕たちとだけがお祝いできればいいのでは」というスタンスでいると明かしていた。今回の「牛とマタドール」を筆頭に、今後どのような“ファンが楽しめるKinKi Kids”が展開されていくのだろうか。

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