しかも、3種の内訳は「期間中であればどこでもダウンロード可能な待受」が1種と「GPS機能を使ったコンサート会場限定でダウンロードいただける待受」が2種で、要するに、18種のうち12種はわざわざ会場を訪れないと手に入らない“レア”な待受画像だったのだ（東京公演は11月19日～21日、12月26日～28日に2回公演が行われる）。

　さらに、「会場限定」2種のうち1種はメンバー個人Ver.となっているため、自分が参加する公演に応援しているメンバーの待受画像が割り当てられていない場合もある。これに対し、「待受のために札幌に行かなきゃいけないってこと？　ムリに決まってる」「メンバー全員好きだけど、せっかくだったら担当の画像がほしかった」と嘆く声は多い。また、嵐のコンサートチケット自体が入手困難であるため、「チケット落選した私はコンサートも行けず待受ももらえない。全然ハッピーになれないんですけど」「会場に入れないのに待受だけ取りに行くとかバカバカしい」「会場に行けないファンはどうでも良いって言ってるようなものだよコレ」と、この企画への不満がネット上に続々と投稿されている。

　中にはTwitterやSNSを使って「会場限定」待受画像の交換を求めるファンもいるのだが、特設サイトに掲載されている注意事項には「個人サイト・ブログ等SNSへの転載、画像等を転写・加工しての無断使用及び、第三者への転送等は禁止させていただきます」と書かれている。ファン同士の交換は「第三者への転送」に含まれてしまいそうだが、交換を呼びかけるファンは増え続けている状態だ。

　アルバムのリリースからコンサート初日まで不満の声が絶えず、全然“Happy”になれていない嵐ファンたち。コンサートで挽回できるよう、メンバー5人には最高のパフォーマンスを見せてもらいたいものだ。