しかし、増田にも言い分があり、「みんないろんなことやってるんで、僕もデザイナーっていうジャンルを築かなきゃなって思って」。「将来は“ドン増田”的な感じ？」と司会のくりぃむしちゅー上田晋也のいじり方も爆笑を誘い、メンバーからも「いい、いい」と後押しされていた。増田が危惧するように、小山＝キャスター、加藤シゲアキ＝作家、手越＝バラエティというイメージが強く、増田のファッション好きはファンにしか知られていないのかもしれない。増田はNEWSはもちろん、後輩であるHey!Say!JUMPのコンサート衣装を手掛けるなど、“ドン増田”へ一歩ずつ近づいてはいる。しかし、その衣装は「暑い」「重い」と反応はイマイチ。

　番組では、かつて増田がダンスパフォーマンス向上のために体操教室へ通っていたことにも話が及んだが、わずか3回目にして骨折し、「怖くなっちゃって、元よりできなくなっちゃって……」というトホホなオチに。そういった危険性を考えると、無理に新たなジャンルに挑戦しなくても、他人に興味を持ってもらえるようなファッショントークを身につけるほうが、増田には合っているのかもしれない。