“時代を作ってきた男”木村拓哉の代表作をプレイバック!

2017.1.15

2)取手治役『あすなろ白書』
<ドラマ内容>
 女子大生・なるみ(石田ひかり)は、大学入試の時にシャーペンを貸してくれた掛居保(筒井道隆)と同じサークル『あすなろ会』に入る。次第に不器用だが純粋な保に惹かれ、付き合うようになる。複雑な環境で育った保と明るく素直で感情を隠さないなるみ。いざ付き合うとすれ違いや嫉妬からなかなかうまくいかない。
 そんな中、同じサークルの取手(木村)がなるみに好意を持っていたことを知る。恋愛と友情に挟まれながら、悩んだり喜んだり……、大人への階段を上がっていく姿を描いた物語。

<役どころ>
 誰にでも優しく、メガネがトレンドマークの少々お調子者。『あすなろ会』でなるみと出会い、なるみの素直さ、明るさに魅せられ、一途に思いを寄せる。なるみと保の恋のゆくえに翻弄されながらも、あたたかく見守る好青年。

<コメント>
 『東京ラブストーリー』や『同・級・生』などバブル時代にトレンディードラマの原作者として一躍、名前を知られることとなった柴門ふみ。その柴門作品の1つである『あすなろ白書』は、93年にフジテレビ系でドラマ化。主演には、まだ今ほど有名でなかった木村にオファーが入ったが、台本を見て取手治を引き受けた木村。切なくけなげに、なるみを愛する取手役を見事に演じ、多くの女性の心をつかむことに成功した。

<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>
性格  ★★
似合度 ★★★

3)片桐哲平役『ラブジェネレーション』
<ドラマ内容>
 広告代理店に勤める片桐哲平は、ロン毛でチャラ男のどこから見ても業界人。外見は軽いが仕事にはポリシーを持ち、一生懸命働いていた。しかしある日突然、営業部への異動が命じられた。異動先に出社すると、そこで待ち受けていたOL・上杉理子(松たか子)に自慢のロン毛をバッサリ。さらに私生活では恋焦がれていたガールフレンドの水原さなえ(純名りさ)が兄と婚約……最悪の状況に置かれた哲平。慣れない営業の仕事を、理子と喧嘩しながらこなし、いつしか2人の間に恋心が芽生えていく。

<役どころ>
 広告代理店“栄光エージェンシー”クリエイティブ部所属の入社3年目。高校時代はバスケ部エースで全国大会出場経験ありの自信家。女性にももて、スケベで浮気性。しかし高校時代に付き合っていたさなえには一目置いている。幼いころから、優秀な兄・荘一郎に引け目を感じており、変なところで粋がってしまう。

<コメント>
木村拓哉×松たか子2作目の共演で、平均視聴率30・7%と高視聴率をマークし、ロン毛を一般化させた作品。また、藤原紀香が理子の親友役として脇役で出演。ナイスプロポーション・知的美人のスチュワーデスで、哲平にも興味を示し、理子を焦らせる役。この2人の対照的な描き方も見どころのひとつだった。

<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>
性格  ★★★★
似合度 ★★★

コメント

  1. 名無しだJ より 2017年1月16日 10:15 AM

    こういう(一極集中人気造り)は止めようか?
    人の好みなんて十人十色違うぞ

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