木村拓哉が職業を問われ、「役者とはとても言えない」「歌や踊りは求められたら」

2017.4.8

 さらに、木村は自身の“肩書”についても独自の見解を述べている。同じく俳優として活躍する草なぎは「AERA」1月23日号(朝日新聞出版)のインタビューで、記者から今後の肩書は「俳優」かと聞かれると、「とてもそんな、おこがましくて。自分が俳優だと思ったことはない」とキッパリ。その上で、「肩書って必要かな? もし決めないといけないなら、『タレント』がいい。マルチに仕事をしていくという意味でも。これからもバラエティーに出たいし、歌もうたいたいし、ナレーションもしていきたい」と今後の展望を語っていたのだった。

 かたや、木村は「今の木村拓哉の職業はなんだと思いますか?」との質問に対し、「なんですかね……。『出演者』かな? 『いや、俺ら役者はさ』ってスマートに言えちゃう方たちが羨ましいです」と複雑な胸の内を告白。自身のキャリアを富士山に例えつつ、「自分はまだまだ三合目なので、役者だってとても言えないですね」と、謙遜気味に話していた。グループ時代は、もはや“SMAP”自体が肩書だっただけに、いざ個人になった時、「俳優」と名乗ることにまだ戸惑いがあるのかもしれない。

 また、これまでは『SMAP×SMAP』で定期的に歌やダンスを披露していたが、解散後はこうした機会が減少。同誌では “パフォーマーとしての活動”を再開する意欲があるかという話になると、「そうですね、チラホラ考えたりはするんですけど。でも、なんだろうな……確実に筋力が落ちているんです。今は、本当に歌ってないし、踊ってもいないから。ただ、求められた場合は、考えることはあると思いますね」と、前向きに発言していた。

 SMAPを歌唱面でリードし、料理の腕前も確かと器用な木村。今後の芸能活動でも、ファンに多種多様な一面を見せていってほしいものだ。

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