【アンケート結果】2017年1月期ジャニーズ出演ドラマで一番おもしろかった作品は?

2017.4.27

■第3位 『大貧乏』(神山智洋)61票

 ジャニーズWEST神山智洋が若き弁護士を演じた『大貧乏』が第3位。小雪演じるシングルマザーのゆず子が、突然倒産した会社の裏事情を知り、陰謀を暴くために立ち上がるという内容で、神山は、ゆず子に思いを寄せる敏腕弁護士・柿原(伊藤淳史)の後輩・木暮を演じています。徐々に社の陰謀が思わぬ展開を呼び、事態が複雑になるごとに木暮が活躍する場面も増えることに。「神山くんらしさがすごく出てたドラマだったし、ストーリー性がすごくあって、毎回展開が変わっていってすごく面白かった」と作品自体を評価する声もあれば、「神ちゃんの自然な演技。役者神山が楽しみでした」「神ちゃんと成田全くんのやりとりがとてもかわいかった」と、神山の演技力に注目した人も。

■第2位 『嘘の戦争』(草なぎ剛、菊池風磨)102票

 草なぎ剛演じる、幼き日に家族を惨殺された男(一ノ瀬)が一流詐欺師となり、毎回事件の関係者に復讐していく『嘘の戦争』。単なる復讐劇に止まらず、一ノ瀬の心の葛藤や信じていた人の裏切り、そして赦しといった要素が盛り込まれ、人間の弱さも強さも描かれた重厚感ある作品だけに演技力が試される役でしたが、そこはジャニーズで1、2を争う演技力を持つ草なぎ。「剛くんの表情だけの表現が素晴らしく、毎回引き込まれた」「俳優・草なぎ剛が好きです。 毎回ハラハラドキドキの展開で面白く、 終わり方は、久々に『ああ、よかった~』って言葉が口から出てしまった」「草なぎ剛さんの演技力の素晴らしさはわかっていたつもりだったが、軽々と越えてきた。深みのある表情も心に残り、セクシーでとても良かった」と、すっかり視聴者をドラマの世界に引き込んだよう。2015年放送の『銭の戦争』から続く、『戦争』シリーズ。次回作にも期待できそうです。

■第1位 『嫌われる勇気』(加藤シゲアキ) 124票

 そして1位は、NEWS加藤シゲアキの出演ドラマ『嫌われる勇気』となりました。同作は、心理学者のアルフレッド・アドラーの理論を解説した自己啓発書『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎・古賀史健、ダイヤモンド社)を原案とした刑事ドラマ。クールな一匹狼の女性刑事・庵堂(香里奈)の相棒で、ビビリ性かつ人の目を気にしすぎる新人刑事・青山を加藤が演じています。庵堂の過去を明かす謎解き要素がありながら、一方でアドラー理論を用いながら青山が成長する姿も描いています。

 「シゲさん演じる青年が、とにかくかわいかった! 考えさせられる言葉もたくさんあったし、頼りないバディが成長していく姿とかわいさが混ざる演出が毎週楽しみだった」「伏線の回収もあり面白かったです。回が進むにつれビジュアルの変化もあり、決め台詞『見つけた』も状況によって変えてあり、何度見ても楽しめています」「いつもクールな役が多いシゲくんが『ヒロイン』をやっていたのがとてもかわいかったのと、アドラー心理学について興味を持つことができたから」というコメントにあるように、の構成の妙と加藤と役の相性が票を伸ばしたよう。

 ちなみに『嫌われる勇気』の平均視聴率は6.5%と決していい数字ではありませんでしたが、ジャニーズファンには人気。4月期も多くのジャニーズ出演ドラマがありますが、視聴率報道に惑わされずに、自分が面白いと思う作品を見つけてみては?

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