3位：玉森裕太：パクチーロール（想定価格 200円）

　女性に人気の食材“パクチー”を使った惣菜パン。社長プレゼンでは「おもしろいよね」と高評価だったが、なんと玉森自身はパクチーが苦手なのだとか。結局、女性審査員からも「思ったよりパクチーがいる」「後味が気になる」「女子が皆パクチー好きだと思わないで」とパクチーそのものが嫌われてしまい、第3位に。「“SNS映え”を意識した」とも語り、完全に女性目線でパンを開発した玉森だったが、まだまだ研究が必要なようだ。

2位：横尾渉：香り薫パン（想定価格 300円）

　キスマイを代表する料理男子の横尾は、スタッフからの説明をしっかりとメモに取る熱の入りようを見せる。香りにこだわり、フランスパンを“燻製”にするという新しい発想で開発した、スティック状のパンで勝負に出る。「食べたことない味、美味しい」「オリーブの甘み、塩気が絶妙！」「お酒と合いそう」と女性審査員からも好評で、メンバーも「うまいわ～」「おいしい！」と口々に感想を述べていた。パンの中にはオリーブや枝豆、ベーコンなどの具材を入れ、横尾のセンスが光る一品となったが、結果は第2位に。

1位：北山宏光：冷たいデザートフォンデュ（想定価格260円）

　北山が考案したのは、フランスパン生地の長方形の器に、クリームチーズと色とりどりのフルーツを詰めた、まるで宝石箱のようなパン。「クリームチーズが甘さ控えめで美味しい」「SNSに絶対載せたいパン」「お土産で持っていったら喜ばれそう」と、味・見た目ともに女性審査員から高評価を獲得。実際には、北山の想定価格をはるかに上回る800円でしか店には出せないとのことだったが、試食した二階堂高嗣は「800円でも買うよね！」とまで大絶賛していた。