■「どこの宗教だよ!?」、NEWSを“拝む”ファンの姿に視聴者騒然

　番組終盤に登場したNEWSは、テレビ東京の地下駐車場からスタジオに移動しながらのパフォーマンス。メンバーが「weeeek」（07年）を歌いながらファンが待つステージに到着すると、黄色い大歓声が巻き起こっていた。しかし、2曲目の「恋を知らない君へ」（16年）のイントロが流れると、スタジオの空気は一変。一気に静寂に包まれ、メンバーがしっとりと歌う姿がカメラに映されていた。

　そしてカメラのアングルが変わり、ステージを囲むように配置されたファンの姿が映ると、視聴者が騒然。なぜかほぼ全員が胸の前で手を合わせ、まるでNEWSを“拝んでいる”かのようなスタイルをとっていたのだ。「なんでみんな拝んでんの？　そういう曲なの？」「拝むように指示されたかのような、ナゾの一体感……」「いや、どこの宗教だよ!?」と、視聴者だけでなくジャニーズファンからも猛ツッコミを受けていた。また、「ファンしか目に入ってこない」との声もあり、NEWSのパフォーマンスよりも、ファンのインパクトの方が強くなってしまったようだ。

■恥ずかしい過去映像も流されたけど……大トリは貫禄のTOKIO

　昨年に引き続き、今年も大トリを務めたのはTOKIO。8月30日に発売される最新シングル「クモ」と、デビュー曲「LOVE YOU ONLY」（94年）を披露した。野外音楽フェスティバルで実績を残しているだけあり、バンドパフォーマンスやスタジオの盛り上げ方は、ファンから「やっぱりTOKIOカッコいいわ～安定してるね」「やっぱりバンドTOKIOが1番！」と絶賛されるほど、大トリにふさわしいものであった。

　しかし、“カッコいい”だけで終わらせないのがテレビ東京。まだCDデビュー前のTOKIOが出演した『愛ラブSMAP！』（92年／同）の映像が流され、最年少の長瀬智也がまだ13歳のときの“お宝映像”が登場した。映像を見ながら苦笑いのメンバーであったが、「おもしろいので、ノーカットでどうぞ！」とノリノリのナレーションが。これには長瀬から「おもしろいとかやめなさいよ～！」と、恥ずかしそうなツッコミが飛んでいた。さらに極め付きは、当時18歳の城島茂が『あぶない少年III』（89年／同）に登場した際の映像。最近では、城島が演技をする姿自体レアだが、終始“棒読み”な当時の自分を見た本人は「仕事減りますよコレ……」と、なかなかのヘコみぶりであった。