実はSMAPへのメッセージだった!? ジャニーズソングを手掛ける作詞家・森浩美が“アノ名曲”に込めた想いとは?

2017.7.1

 そんな裏話もファンの注目を集めていたが、もっとも話題になっていたのは、森氏の“気さく”な人柄。例えば、鈴木が森氏の仕事部屋で「SHAKE」のCDを見つけ、歌詞カードのクレジットに「作詞:森浩美」の文字を見つけたとき。「本当だったんだ~これ本当ガチでした」と当たり前なコメントをする鈴木に、森氏が「ガチじゃなかったら、この取材全部ダメだろう!」とツッコミ。さらに、「私にも歌詞書いてください!」とねだる鈴木に、「イヤだ! 断る! 売れないの目に見えてる」と辛辣な言葉を浴びせていた。バラエティ初出演とは思えないほど、森氏はあらゆる場面で笑いを取っていた。

 森氏が雑誌やラジオに登場することはあったが、テレビ出演は珍しかったため、「作詞家ってマジメな印象あったけど、楽しそうなおじさんだった(笑)。そうじゃなきゃあんな楽しい歌詞でてこないもんね」「森さんってずっと女性だと思ってた! まさか男性だったとは」「ラジオでお話きいたことはあったけど、こんな気さくな方なんだね~。奈々ちゃんと仲良いなんてすごいわ」と、SMAPファンからは驚きの声が上がっていた。

 森氏は今年2月4日に放送されたラジオ『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(J-WAVE)に出演した際、SMAPのキャッチコピーを「リアルである」としていた。アイドルは“偶像”という意味を持つが、SMAPはきちっとファンや人々のそばにいる「体温を感じられるスーパーアイドルである」と語り、メンバーの人間性が“リアル”であると評していた。

 そんな“リアル”なアイドルSMAPと、気さくで楽しい人柄を持つ森氏の歌詞が見事にマッチし、多くの人の背中を押してくれるようなヒット曲が多数生まれたのだろう。グループがどのような形になっても、SMAPの楽曲は色あせずに残っていくはずだ。

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