長野は食についての知識が非常に豊富なため、“うんちく”を番組中に披露していた。そんな長野のことを頼り、共演者は料理の金額を予想するためにヒントを得ようとする。中でも国分は長野に頼りきりの状態。1品目に国分が「温かい牛肉のカルパッショー」を注文し、5，400円と予想する。しかし長野は、「ちょっと高い気がします」と国分の予想に疑問。なぜ国分の予想が「高い」と思ったかというと、料理に使われていた牛肉が“オーストラリア産”だったからだとか。「4，300円くらい？」と迷いながら長野が予想すると、国分はあっさり「それ」と言って答えを変えてしまうのだった。その後、レギュラーの二階堂ふみと渡辺直美も、長野の助言を信じて「温かい牛肉のカルパッショー」を注文、値段を予想していた。

　しかし、結果発表で波乱が起こる。「ゴチになります！」のルールとして、最下位になった人が全メンバーの食事代を“自腹”で払うことになっている。長野は今回も第2位にランクインし、いち早く自腹を脱したのだが、最下位争いをしたメンバーは、国分・二階堂・渡辺と、長野の助言で「温かい牛肉のカルパッショー」を頼んだ3人であった。この結果に国分は「やっぱ長野くんがいけないと思うんだよね」と、「オーストラリア産だから安い」という長野の発言を批判。しかし長野は「罠にかかったな」と言って、アイドルとは思えない“悪い表情”を浮かべるのだった。そんな長野に二階堂と渡辺も、「最低！」と怒りをぶつけていた。

　しかし、“ブラック長野”の出現には、「『罠にかかったな』って最高かよ～！　悪い人だな～！」「長野くんに翻弄されてるメンバー……！　“食の変態”はさすがだわ」「そりゃあ長野くんが言ったら信用しちゃうよ、ズルいぞ博（笑）！」とファンが歓喜。普段は温厚なイメージがある長野だけに、ギャップにやられたファンが多かったようだ。

　番組の最後に長野は、「お肉料理でボクがもうちょっと下だとか（言って）、かき回したみたいでしたけど、結果楽しかったです！」とコメントし、満面の笑みを見せていた。今後もし「ゴチになります！」に長野が出ることがあれば、出演者には“ブラック長野”の登場に気をつけてほしいものだ。