しかし、この状況に1人葛藤していたのが森本。「いや、（買えるお金は）あるんだけど、あるんだけどコレ（にお金を）使っちゃうと、ママに怒られるんだよね～」と、自分のボードを持っているにもかかわらず、いくら安いとはいえ新しく買うと母親に怒られてしまう、と悩んでいたそうだ。

　そんな状況に「マジか……」と驚いた菊池だったが、森本は「（買ったら）オレ、ママになんて言えばいいんだよ、このボディボード……」と、決してふざけている訳ではなく、“ガチ”で悩んでいたとぶっちゃけ。しかも、この菊池の発言で森本が母親のことを今でも「ママ」と呼んでいることがバレてしまい、「慎太郎、ママって呼んでるんだね」（河合）、「そこやな！　オレも思ったわ」（ジャニーズWEST桐山照史）と、司会の2人は顔を見合わせて、森本の意外な一面に驚いていた。

　現在公演中のJr.のコンサート『～君たちが～KING’S TREASURE』に出演しているSixTONESだが、森本は公演直前に20歳の誕生日を迎えた。9歳の頃からジャニーズ事務所に所属しており、かわいらしい少年からすっかり筋肉質で男らしい青年に成長した森本に、メンバーも「あの頃の慎ちゃんはどこ～？」「よく『あの頃の慎太郎を返して』って言われているよね」と、イジりながらも最年少の成人を祝っていたようだ。またこの時、「ママにも言われるからね、『慎ちゃん、なんであんなにかわいく産んだのにこうなるの～？』って」というエピソードも披露している。

　河合や桐山にとっては、森本の“ママ”呼びは驚きだったかもしれないが、メンバーは普通に受け入れているところにはほっこり。見た目は男らしさMAXだけど、中身はかわいいというギャップは“森本の武器”になるはず。ぜひ、このまま“ママ呼び”は続けていってほしいものだ。
（吉本あや／ライター）