『おじゃMAP!!』の収録で香取にプレゼントされた「MONPE STOOL」は、「ピクニック」という名前がつけられた種類の商品なのだが、「ピクニック気分で」と香取が書いていたことで、「あっ本当に使ってくれてるんだ」と実感したとか。また、「火事なんかに負けてられない!!　って思えました。　こんな事でもうモンペスツールが作れなくなってる場合じゃない！　そう思えました。　勇気をもらう、ってこんな感じなんだなって思いました」ともつづっており、香取の手紙が「ROOTS FACTORY」のスタッフに大きな影響を与えたことがうかがえる。

　そして8月8日に更新された「ROOTS FACTORY」の公式ブログでは、「なんだか気持ちが収まらない（変な話ですが）ので書かせてください」との書き出しから、阪井代表が『SmaSTATION!!』の終了についての思いを吐露。「16年間てすごく長い時間ですよね。（放送が）1000回までいったらドームで、なんて話もあったんですよね。緑のネクタイの話も聞いたし（Twitterのおかげでちょっとは知ってる）香取慎吾さんが自ら望んでって感じではないだろうし…」「知らないことを書くのは好きじゃないのでここでやめますが、なんだか『もやっ』としています」と、番組終了について違和感を抱いていることを明かしていた。

　また、ファンが『SmaSTATION!!』終了の報に落胆していることも知っているようで、「一度は動いてしまっても、一度は変わってしまっても、本物っていうのは必ず残るものだと思っています。これからも、変わらず頑張ってください。ファンのみなさんがずっと望み続ければ、動かない筈のものも動くと思います」とメッセージを送り、「大したことはできないけれど、ずっとずっと、応援しています。香取慎吾さんと、香取慎吾さんのファンのみなさまへ」と、熱い思いをつづっている。

　このブログに勇気付けられたというファンは多いようで、「阪井さんのお言葉がとてもあったかくて泣いてしまいました。あきらめません。これからもずっと応援します！」「『スマステ』の件、相当なダメージでヘコみましたが、慎吾の優しさをわかってくださる方に発信していただき、うれしくて涙が出ました」「彼らと直接関わった方の言葉は貴重です。本当にありがとうございます」と、阪井代表のTwitterにリプライを送るファンが多数見受けられる。

　カメラには映らないところで、香取が番組に真摯に向き合っていること、そしてそこで出会った人たちを大切にしてきたことがよくわかるこのエピソード。『SmaSTATION!!』が終わってしまっても、香取が“本物”であることを証明できる機会があることを願いたい。