“真剣”な姿にファンもホレボレ……A.B.C-Z塚田僚一が居合道に挑戦し、「初伝認定」を目指した結果は!?

2017.9.13

 そんな塚田だが、まずは模擬刀で基本的な所作を学び、形を習得したところで実際に斬る修行に。刀を入れる角度を習得するため、木刀で新聞紙を斬る修行は、難しいと言われながらもなんと2回目で成功。あまりにもあっさり成功してしまったため、師範代も「すごい、すごい」と驚き、スタジオでは村上が思わず「ジャニーズするなよコイツ!」とツッコミを入れていた。

 そして早速真剣での稽古に入る。「初伝認定」が今回の課題だが、認定のためには斬るだけでなく、鞘に刀をおさめる“納刀”も含まれていた。納刀は日本刀の刃の部分を手元に近い部分で扱うため、真剣に対する恐怖心が出てしまい、なかなかうまくいかない塚田。怯えながら刀を扱う塚田を撮影スタッフが止めるほどの緊張感の中、真剣への恐怖心と戦う姿が視聴者の心を打ったようだ。

 その後、藁の束を斬る修行を繰り返して自信をつけた塚田は、なんとか納刀に成功。藁斬りを繰り返して、ひたすら斬る感覚を体に叩きこんでいった。稽古最終日には、通常の修行では1日に6本しか斬れないという藁を、1日30本も斬る意地を見せる。順調に腕を上げていき「どうやればどう斬れるのか、ちょっと掴みかけている」と語る塚田の成長にスタジオも驚き。塚田が「あとは本番、決めるだけだって思ってます」と語る姿は、なんとも頼もしいものだった。

 ついに訪れた「初伝認定試験」の日。一緒に認定に挑戦した加藤とボビーが見守る中、袈裟斬り・逆袈裟斬りと技を順調にこなしていく。そして最後に左右燕返しだったが、最後の逆袈裟斬りがうまくいかず、審議の結果判定は「初伝ならず」。塚田はがっくりと肩を落とす。しかしここで、ずっと塚田を見守ってきた師範代が、判定員に「もう一本だけ見たいと思いますが、いかがでしょうか」と提案。塚田も「もう一本挑戦させてください、お願いします」と志願し、「その意気や良し!」と許しが出て、2本目に挑戦することに。泣きの1回、判定は……「初伝、許す」で成功! めでたく目標としていた「初伝認定」を獲得した。

 放送は深夜帯だったにもかかわらず、ネット上は盛り上がりをみせていた。汗を流しながらも真剣な表情で修行する塚田の姿に、「塚ちゃんの居合道、カッコよすぎてやばい!」「塚田くんの居合道、美しすぎる~」というファンの声が続出。たまたま見ていた視聴者も「法螺貝も居合も流鏑馬もすげえ」「緊張感がこっちまで伝わってくる……」と、手に汗握って見ていたようだ。内容の充実ぶりに「こんな深夜に放送するなんてもったいない。もっといろんな人が見られる時間にしてほしかった」との声も上がっていた。

 “アウト”なキャラクターが広く認知されている塚田だが、真面目で努力家、まさに“真剣”に物事に取り組む姿もファンに愛されている理由のひとつ。今回の『27時間テレビ』は、そんな塚田の魅力が満載であった。

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